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子どもの歴史~ひとつの見方~

須田泰司

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テーマ:子育て

「子どもの歴史」ひとつの見方

60年代から不登校がぽつぽつ見られ始め、社会はマイホーム主義、家庭では教育ママ
が猛威を振るいだし始め、父親の権威は下火になっていきます。
70年代には学生の無気力症がではじめ、家庭内暴力、思春期やせ症が目立ち始めます。
この頃から伝統的な家庭内での父親⇔母親、妻⇔夫、男⇔女、親⇔子間の役割分担がな
くなり始めます。
80年代には、校内暴力、過食症、いじめの問題が子どもたちを襲い、主婦層では、子
育てが一段落したのか、キッチンドリンカー、空の巣症候群という主婦の病理がではじ
め、家庭からは父親が姿を消すという現象が起こりだします。
90年代には、いじめがらみの子どもの自殺、幼児虐待、PTSDが大きな問題になって
きます。家族の世代境界の欠如が問題視されてきます。
そして2000年、少年の殺人事件、家族間の殺人事件。
家族崩壊が問題視され、現在、不安定な性格・人格が、大人にも子どもにも問題視され
てきています。
時代・社会の流れに翻弄されているだけでしょうか。

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須田泰司
専門家

須田泰司(スクールカウンセラー)

京口カウンセリングセンター

各年代でおこるさまざまな、こころを中心とした悩みに、じっくり耳を傾け、具体的に対応していく機能を備えています。専門的な人材を配し、利用者の状態を客観的に把握し、見立て・方針を具体的に提案します。

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