生き方
「感情と知性」 ~ことばを通じて~
「好き」「嫌い」「美味しい」「楽しい」「嬉しい」「悲しい」「せつない」「侘しい」等々、感情を伴った言語表現はたくさんあります。単純な表現から複雑・機微のある表現まで私たちが使っている日本語は奥が深いものがあります。
これらの表現を私たちはどうやって身につけてきているのでしょうか。
発達的に、10歳位までを「感情(感性)の世界を生きる」、10歳位から「知性の世界を生きる」とされています。
自分が感じたことを自分の心にフィットした言葉で尽くす、尽くすために言葉を選んでいく、そうすることで感情と知性が合体していく、そして情のある・感性のある言葉が生まれてくるのでしょう。
発達的に、感情世界が土台にあってその上に知性世界を積んでいくといったイメージでしょうか。
子育てにも知性が先行している現代、その逆になっていませんか、自分の体に聞いてみてください。