子どもが社会へ発達していく道筋
「こころ」
現代はボーダーレスの時代とも云われています。
多くの出来事において境がなくなり一方的な方向、統一的な方向へという発想が主流を占めている感もあります。
その半面、心の中はどうでしょうか。
なかなか統一的な方向へは向かわないようです。
状況に応じて円転自在に、こういけば理想的ですが、部分部分に対応し過ぎ、まとめてみると心のありようが拡散し、結局何がしたいの?何が言いたいの?といいたくなるような状況に出くわすことが侭あります。
たとえば「私はこう考え、こうしたい」という柱的なものがあって、それを実現するにはクリアーしなければならない事柄・関係がある(そんなことはお構いなしにやる人もいて、ある面うらやましい限りですが)。
その事柄・関係等を、自分らしく自分に納得させながら進めていくことが円転自在の真髄であると思います。
その中には当然濁りの部分も含まれています。
「自分を納得させる」これもまた一筋縄ではいかない面もあります。
いろんな心の側面が出て腑に落とさなければなりません。
こころとつきあうのは面白いが面倒でもあります。