小学生時代の関わり方の課題
「関心」
お母さんの手伝いをたまたま気が向いてしている子どもがいるとします。
それをお母さんは、「よくやってくれてありがとう、助かるわ」と応えるか、「やって当たり前、次は○○をしたら」と応えるか、あなたならどうでしょう。
お母さんにすれば日常やっていることだから、すべてやって当然という認識があるからなのでしょうが、子どもからすれば、自分の日常とは違うことを入れるので、自分ではほめられると思っているかもしれません。
誰でも自分自身に多かれ少なかれ関心を持ってもらいたいものです。
特に子どもはそうかもしれません。
しかし親の言うこと、大人の言うことを聞かない子どもは、大人から陽性の関心を持ってもらいにくくなります。
いくら同じ土俵・環境にいても、関心のもちどころは役・立場の違いとか等で人それぞれですから、合わないと「自分のことをわかってもらえない」という思いが前景に立ちやすくなります。
子どもにどう育ってほしいのか、という親・大人の価値観の内在の問題が別にありますが、相手の立場を思いやれるということは、とても大変な作業なのでしょう。
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