素敵なお雛様2013 ② 『名匠の立雛をコンパクトに♪ ≪鈴木賢一 黄丹の袍≫』
先日、とある出版社の方からお雛様についての原稿の依頼がありました。
その原稿の内容の一つに「雛人形の飾り方で大切なことは?」という質問がありました。
商売柄「選び方は?」は毎回お客様に説明をし、シーズン中は寝言にも出てくるくらいです(笑)。
今回は「飾り方で大切なことは」という質問で、意外とあまりされない質問ということに気づき、戸惑いつつ「よし、ならば真剣に」とお答えさせて頂きました(笑)。
「雛人形の飾り方で大切なことは?」
飾り方はいろいろ決まりはありますが、お子様が小さいうちは形式通りの飾り方で。
物心がつき始め、大切に扱えるようになれば、平安時代の「ひいな遊び」のように親子の絆を深めながら楽しく自由に飾って頂ければ。
同時に「健やかに育ってもらいたい」と、贈ってくれた人達の思いが沢山詰まった「宝物」であることをしっかり伝えて頂きたいです。
また躾を兼ね女性らしく、丁寧に取り扱うことも伝えられれば尚のこと良いですね。
↑と、短い回答ですが私なりに見本市でいろんな職人さん達にお話を伺い、本来の由来である【お雛様=お守り】以外に「なるほど、素敵やな」と感じた『大切なこと』をまとめてみました(笑)。
雛人形、世界に誇れる素敵な日本の伝統文化です♪