～　のこの　～　2way五人飾り

2016年8月30日公開 / 2016年9月1日更新

テーマ：お雛様

コラムカテゴリ：くらし

福順号、こだわりのセットをご紹介♪

今回は小出松寿さんの作品で五人飾りをご紹介♪

美しさ満載の松寿クオリティです（笑）。

飾り方も自由で二人を祝福しているようにも♪
タイトルには「2way」としてますが、実際は何通りでもお好きなように飾って頂けます♪
お子様が大きくなあった時どんな飾り方をするかも楽しみですね。

ホームページにて多数画像をご用意いたしております。
通常五人飾りは三段タイプが多いのですが、こちらは段を省略し平飾りでのコーディネートとなっております。
お仕舞いになる際も、段のスペースが不要となっており飾りやすく仕舞いやすいです。

淡い桃色の屏風、毛氈に飾られた美しいお雛様。
楽しい宴が始りそうです。

その他のこだわりポイント

★桐箱・・・ここ数年紙箱が一般的になっていますが、当店では小出松寿さんのお人形はすべて、工房に用意して頂いた桐箱仕様となっております。

★人形・・・今回ご紹介のお人形は松寿さんの中でもハイクラスタイプの「高雄」というシリーズです。経糸にシルクを用い生地の色つやが特徴的です。
また、中のボディは型崩れを極力防ぐため桐木胴を使用しております。また、天然の防虫効果がある樟を挟み込みむ徹底ぶり。見えない部分まで手間暇をかけております。

★官女・・・通常は袴を切り裂き、簡略的に脚に履かせるタイプが多いのですが、こちらは実際に人が着るように履かせています。そこにふっくらと綿を入れているのでしわができず美しいラインがでています。また、上着を脱いでいるシンプルな官女さんです。余談ですが、人形業界では「白官女」「三白官女」などの呼び名となっております。

★毛氈・・・「もうせん」とよみます。下に敷いている毛氈は100％化繊タイプもあるのですが、こちらは60％羊毛入りの高級フェルトとなっております。色合いやふっくらした感じが特徴です。

★雪洞・・・プラスチック製のLEDコードレス仕様となっております。色も統一感を出すため飾り台、淡い屏風とゴールド色雪洞の相性が見事マッチしてます。

★桜・・・化繊ではありますがリアルな桜に見えるつくりです。通常、花びらは外から染めるのですが、こちらは花びらの中心から染めており、よりリアルなデザインとなっております。

★前飾り・・・通常は菱餅が定番ですが、こちら行器（ほかい・ごちそうが入っているとされていた）タイプの前飾りとなっています。デザインもシンプルなので主役のお人形たちが引き立っています。

この記事を書いたプロ

人形選びのプロ

江戸唐音（福順号）

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