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宝石のような花。 

江戸唐音

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テーマ:お雛様

過去に惜しまれつつも廃版になってしまった桜橘柄の塗り花
前年は残りの一点を御買い上げ頂き、シーズン中代わりの品を探すことが出来なかったのですが、今年ようやく見つけることができました。

今回は、その入荷したての塗花をご紹介♪
素敵な雛具
新たに入荷した塗り花はコチラの三種類です♪

中央のタイプは、夏場に先駆けて入荷し。早々にセッティングさせて頂いた品です。

今回は画像右の、ほんのり紫がかったタメ塗のタイプでセッティングしてみました♪
雛具の桜橘
コチラの色の深さだったら、黒塗りの飾り台にも合いそうだったのですが、
今回は全体に統一感を持たすため、タメ塗の飾り台、屏風、お道具と共に色彩を統一させてのセッティング。

光沢のある塗花
↑橘の柄が入っています。
小出松寿さんの雛と一緒に
↑コチラは桜です。

溜塗の屏風と
見事な光沢による重厚感、高級感、上質感で全体をまとめてくれています。

ちなみに、お人形は小出松寿さんの特殊制作版の黄櫨染(こうろぜん)親王 です。
定番で制作されている姫様と、衣装の色を変えております♪

飾り台、屏風がオシャレなタイプだったので、衣裳も明るめのタイプで撮影を考えたのですが、落ち着いた雰囲気を出したく黄櫨染(こうろぜん)でのセッティングです。
人形業界では一般的に、「黄櫨染(こうろぜん)には金屏風でしょ!」的なイメージが強いですが、今回は塗りのタイプに♪

雪洞(ぼんぼり)もあえて、色を合わせた燭台(しょくだい・紙で巻いた行灯のようなもの)タイプにしてみました。

両端に飾られる脇役のお花。しかし、コチラのお花は自身を「主張し」、全体と「協調」し、人形の「引き立て役」を見事に演じてくれています。なんとも不思議な感覚です。

「女性が身に着ける宝石もこんな感覚なのかな~」と、宝石などには縁の無い私が、つい考えてしまいました(笑)。




★ 福順号ホームページ : http://www.hukujungo.com

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「どう選べばいい?」「価格の違いは?」「片付ける時の大きさは?」「流行りは?」など、全ての「?」を取り除きます。職人の「こだわり」を分かりやすくご案内し、人形選びの楽しさをお伝え致します。

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