素敵なお雛様2013 ② 『名匠の立雛をコンパクトに♪ ≪鈴木賢一 黄丹の袍≫』
見本市で見てきた「素敵な作品」、「印象的な作品」、「職人のこだわり」などを載せていきます。
今回は大阪、静岡、埼玉見本市で見てきた雛道具の一部をご紹介♪
千筋細工の行灯です。
インテリアとしても知られる千筋細工。
雪洞の代わりに飾る、何とも贅沢な灯りです。
どれも凝ったデザインのものです。
画像の一番下は「貝合わせ」のミニチュアです。本物の貝を使い、手描きにて絵を入れています。
これでもほんの一部です。
実際は各花メーカーが、それぞれ何百種類と制作されています。
私の単純計算でも3000種類~4000種類、またはそれ以上にあると思います。
その中から、当店の人形に合う素敵な花達を厳選し、「仕入」。
何とも責任重大です(笑)。
ここ数年、金屏風や古典柄の屏風以外にもオシャレでモダンなデザインのタイプが出てきています。
これは決して金屏風が廃れたというわけでは無く、好みの多様化だと私は考えます。
お買い求め後、実際に飾る住居デザインや流行の変化、それに合わせて選べる屏風の種類が増えたように思えます。
そんなうんちくはさておき(笑)、
「いいな~」と思って載せた屏風の画像、たまたまコラムを書いていて気付いたのですが今の人形業界で主流になっている3パターンスタイルでした。
このタイミングで簡単にごあんない♪
屏風画像 上
二曲屏風(にきょくびょうぶ)・・・二つ折りの屏風、背が高めの物が多く、両端に枠がこないため、開放的になり主役のお人形がゆったりと見え引き立ちます。
屏風画像 中
四曲屏風(よんきょくびょうぶ)・・・四枚の枠からできている屏風。古典的なお雛様の六曲屏風の名残があり、そのデザインに「オシャレさ」を付け加えた感じのタイプが多いです。ここ数年業界内でも人気が上昇しています。
屏風画像 下
三曲屏風(さんきょくびょうぶ)・・・現代の主流「平飾」の定番スタイルで、三枚の枠で構成されているタイプです。2曲、4曲、昔ながらの6曲屏風に比べ奥行も取らず、しっかりと背景に勤めてくれるスタンダードタイプです。
多分今でも需要はダントツの一位です。
屏風のデザインについてご案内させて頂こうとしたのですが、気が付けばスタイルの案内になっておりました。
あしからず(笑)。
今回のコラム掲載商品は一部、入荷予定がございます。
詳細はシーズン中コラムにて掲載していきます。今しばらくお待ちください♪
電話番号:078-221-1992
営業時間:10時~19時
e-mail :info@hukujungo.com