『態々』 御来店ありがとうございます。
昨日、当店でお買い上げ頂いたオリジナルのセットをご紹介♪
「えっ、もうお雛さまを?」と思われる方もいらっしゃるかも知れませんね(笑)
しかしながら2013年のひな祭りに向け、早期にご用意される方も結構いらっしゃいます。
参考までに過去にご紹介させて頂いた「年内のメリット、年明けのメリット」です。
お買い上げ頂いたお客様は、お嫁様のご両親様が愛媛よりはるばる神戸にお越しになられていたようで、お嫁様、お孫様、おじい様、おばあ様がお揃いと言うことで素敵なお雛様をお選びいただきました♪
お選び頂いたお人形は名匠「小出松寿」さん限定制作で桜の京刺繍を誂えた作品です。
お人形が華やかで持っている力が強く、それを引き立てるため装具もこだわりの品でスッキリとさせ人形を引き立たせました。
飾り台は、職人の粋な計らいによって仕上げてくれた凹凸飾り台となっており、デザイン面、収納面でもよくできています。
屏風は枠無で金無地の「本仕立四曲屏風」をセットさせて頂きました。本仕立てとは金具の蝶番(ちゅうつがい)を使用せずに、紙のみで折りたためる制作方法です。蝶番を使用しないので、手間がかかる作りなのですが、蝶番の隙間がなく視覚的に美しく見えます。
お花も、一般的な桜橘(さくらたちばな)ではなく、繭玉を割って作られた味わいのある紅白梅をセッティングしました。シンプルかつ上品になり巻いた。
雪洞もスッキリさせるため油灯型(ゆとうがた・油を注いで明かりを灯すものがモチーフ)となっており、全体に合わせ金の柄のタイプを使用いたしました♪
前飾りは、お人形を生かすためスッキリシンプルな金杯でのコーディネートです。
お嬢様、ご両親様ご納得でお買い求めくださいました♪ お孫様(赤ちゃん)は喜んでいたのか「う~、う~」と言ってました。←私の勝手な解釈(笑)。 可愛かったです♪
↑綺麗な京刺繍のお人形です。胸元は松寿さんのお家芸「絵羽合わせ」です。
(絵羽合わせ・・・着物の柄合わせのことをいいます。人形工房松寿では殿の胸元の柄を合わせて裁断し、仕立てています。)
配色のセンスの良さは、流石です。コチラもオレンジの糸での京刺繍です。
お顔も美人で晴れやかなお顔、頭師「市川伯英」さんのお顔です。
繭玉細工を使用。なんとも味わいがあります。
ちょっとマニアックではありますが(笑)、最後の最後にご案内させて頂いたのは、親王台(しんのうだい・殿姫が座っている座布団のようなもの)で、厚さ(高さ)の調整させて頂きました。
当初は艶消しで厚めのタイプをセッティングしていたのですが、松寿さんのお人形が比較的豪華でボリュームがあったので薄いタイプに変更させて頂きました。
お人形の作家さんよっては、厚めでもよかったのですが、すっきりとさせたかったので薄いタイプを採用しました♪
全体的に雅やかで素敵なセットとなりました♪ いいですね。
サイズに合わせ、ご予算に合わせ、お好みに合わせコーディネートさせて頂きます♪
※当店では陳列時、小道具(扇や刀、冠など)は省略させて頂いております。勿論お客様へ納品時は付属してます。ご安心くださいませ(^^♪
以前、お客様に「最近のお雛様は帽子(殿の冠)とか扇が無いのね」とご指摘を受けましたので、念のため(笑)
兵庫県神戸市中央区雲井通5丁目3サンパル1階
電話番号:078-221-1992
e-mail :info@hukujungo.com
担当 : 江戸 唐音
HP :http://www.hukujungo.com