お客様のオリジナルです♪⑥≪グッときます♪ 清水久遊作 無垢 赤・萌黄≫
意外と知られていないのですが、明日は今年最後の節句『重陽の節句』です。
一年間で節句は五回あり、
人日(じんじつ)
1月7日、七草
上巳(じょうし/じょうみ)
3月3日、桃の節句、雛祭り
端午(たんご)
5月5日、菖蒲の節句
七夕(しちせき/たなばた)
7月7日、たなばた、星祭り、竹・笹
重陽(ちょうよう)
9月9日、菊の節句
明日九月九日は重陽の節句となっており、別名「菊の節句」とも言い、長寿を祝う節句となっております。
当店はお人形屋と言うことで、「上巳」、「端午」の節句の御祝いを担わせて頂いておりますが、
この「重陽の節句」はあまり行事ごとされていないようです。
近年、一部地域では重陽の節句にお雛様をご用意されるようです。
来季の2013年度用のとして作家「一秀」さんから届いたカタログにも載っていました。
専用ページまで制作されております。何とも素敵なご提案となっています。
当店でも過去に、戦後の混乱でお雛様どころではなかった「お雛さまを持っていない、おばあちゃんの為にプレゼントをしたい」とのことで、お雛様をお買い上げなられた方がいらっしゃいました♪
重陽の節句とは異なる理由だったのですが、「お年寄りを敬う心」「人を思いやる心」は共通しています。
その優しい「心」の文化、風習が世界のお手本となれるような国になってほしいと願います。
私自身このコラムを書きながら、無性に人形を通して「何か素敵な提案をできたらな」と思えてきました。
来年に向け、何か企画を組んでみます。思い立ったが吉日です♪色々ねってみます。
とは言いつつ思い立つのが遅かったです。明日の節句には間に合いませんが。あしからず(笑)
↓余談です。
ネットで検索していたら、いつもお世話になっている平安武久の所にも載っていました。そこには青森、秋田、山形の三県では菊を食べる風習があると載っていました。
そういえば、私の嫁は青森出身ということもあり、実家に伺ったとき菊の花をよく食べました。菊の花びら部分をちぎって茹で、マヨネーズとしょうゆをつけ。歯ごたえと香りががありなんともおいしかったです。
青森の方でも「苦手なんだよね~」という人もいるようですが(笑)。
兵庫県神戸市中央区雲井通5丁目3サンパル1階
電話番号:078-221-1992
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担当 : 江戸 唐音
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