発達障がいの子の学習支援(指導)における5つの留意点
発達障害傾向を改善する5つの接し方
1、子どもに安心感を与える
発達障害の一部の困りごと(同じ服しか着ない、偏食がある、こだわりが強い、人前や知らない場所を嫌がる)は不安感が強いことがその原因の一つです。
まず何よりも子どもの不安な気持ちを理解し、安心させてあげることが大切です。
2、わがままやこだわりを受け入れる
わがままに見えることやこだわりにもその子なりの理由があります。「ま、いっかー」と許し、受け入れることで子どもは安心します。
その子に合わすことで癇癪やパニックはぐっと減りますし、親も随分楽になります。
3、直そうとしたり、出来るようにと頑張り過ぎない
直そうとしたり、出来るようにと親が努力することは子どもにとってはずっとダメ出しをされているようなもの。「ありのままのその子」を理解し受容する姿勢がその子に自信を与え発達を支えます。その子に今必要なのは「良き理解者」と「良き親子関係」です。
4、叱らない。「ダメ!」など否定語を使わない
発達障害傾向のある子は叱られることが大の苦手です。「ダメ!」の代わりに「ちょっと待って」と優しく声をかけて問題行動の裏にあるその子の思いを聞いてあげて下さい。「そういう時にはこうしてごらん」と代替行為を教えてあげることも大事です。
5、子どもの自己成長力を信頼する
最も大切なのはその子の成長しようとする意欲です。上記の4つの「良い関わり」と「信じて待つ」ことでその意欲は引き出されます。その子の内なる自己成長力こそが改善の原動力です。それを信頼しそれに任せることは、その力を最大限に助けることです。
6月2日(日)午後2時20分から加古川総合庁舎1階「かこむ」で詳しくお話ししますので興味のある方は是非ご参加ください。
詳しくは下記をご覧ください。
第49回ペアレントセミナー
「発達障害傾向を改善する5つの接し方」
〜 加古川市教育委員会後援 〜
癇癪がひどい、同じ服しか着ない、言葉が遅い、偏食がある、こだわりが強い、お友達と遊べない、人前や知らない場所を嫌がる・・。
これらが重なると発達障害ではないかと心配になりますが、親の接し方ひとつで解消もすれば、余計にひどくなったりもします。
今回のペアレントセミナーは「発達障害傾向を改善する接し方」について5つのポイントに分けて具体的にお話ししていきます。
家庭教師として発達障害やグレーゾーンの生徒と接してきた経験と、その傾向がある乳幼児の改善に携わってきた経験から言えることは、「受容」と「安心感」が重要だということです。
不安感から無理に直そうとしたり、出来るようにさせようとするとかえって状況を悪化させてしまいます。
まずはお母さんが安心すること。そして自信を持って接していけるようになること。
参加してくださる皆様にとってその機会になれば幸いです。
*「加古川市教育委員会後援」の講演会ですので安心してご参加ください。
< 第49回 概要 >
参加費)1000円(高校生以下無料
参加資格)どなたでも参加出来ます。
日時)令和元年6月2日(日)
PM 2:20~3:50
(開場 2:00)
場所)加古川総合庁舎1階「かこむ」
講座研修室
主催)家庭教師システム学院
問合せ)079(422)8028
*加古川総合庁舎駐車場3時間無料
< リンク >
講演会の講演依頼.com|長谷川満 プロフィールページ
https://www.kouenirai.com/profile/3820
システムブレーン|長谷川満 プロフィールページ
https://www.sbrain.co.jp/keyperson/K-7816.htm
教育講演・人権講演のテーマや内容については
http://mbp-japan.com/hyogo/hasegawa/column/64075/
子どもさんの学習の悩み・家庭教師のご相談は
http://www.hariat.co.jp/ksg/
長谷川満の見方が変わる相談室
http://hasegawa-mitsuru.seesaa.net/article/448895890.html