初詣には「　新生　」の意味がある　　〜初詣には深〜い意味がある〜

　皆さんは毎年、初詣は行かれますか？
　ところで、どうして日本人は初詣に行くのでしょう。
　初詣の本来の意味や目的とは何なのでしょうか？

　参道は『産道』、お宮は『子宮』、ご神体の小さな丸い鏡は『卵子』の象徴であると言われています。
　西宮神社で毎年１月１０日に行われる「福男選び」（開門と同時に一斉に走り出し、一番にお宮さんにたどり着いた男が今年の福男に選ばれる）の行事も、実はその象徴だと言われています。
　
　僕は毎月一日に、妻と一緒に神社にお参りにいくのですが、
　神社に入ってお参りして、そして出て行くのは、きっと『　再生　』とか『　新生　』の意味があるのだと思っています。
　自分の『　いのち　』を再生していく、新生していく。
　昔の人たちは、生きていく上で時々は『　いのち　』を再生することが必要であることを知っていたんじゃないかなあ。
　神とともに食べ、飲み、遊ぶ『お祭り』も、初詣も『　再生　』『　新生　』と捉えると、その意味がよくわかるように思います。

　生きるとは『生まれる』こと。
　新しい自分に生まれ変わっていくことが生きることだと僕は思っています。

　新しい年を迎えて、自分の身の内にも新しい『　いのち　』をお迎えする、その大切な儀式が初詣なんですね。神聖（しんせい）な場所だからこそ新生（しんせい）が可能になる。きっと神聖と新生は通じているのだと思います。

　そんなふうに考えると、初詣ってワクワクしてきませんか？
　さて、来年はどんな『　いのち　』をお迎えすることになるのでしょう。

　どうぞ、皆様のところに元気で楽しくて幸せな『　いのち　』がいらっしゃいますように。



　　　　詩　「　新年　」

　
　　　　新しい一年が始まる

　　　　新しいいのちが始まる

　　　　今年もまた

　　　　新しい芽が吹き出し

　　　　新しいつぼみがふくらみ

　　　　新しい花が咲き

　　　　新しい実を結ぶ

　　　　そしてまた

　　　　人間の中の内なるいのちも　

　　　　新しい希望となって

　　　　新しい衝動となって

　　　　新しい情熱となって

　　　　僕らを突き動かす　

　　　　「生きている間は生き生きしていなさい」

　　　　「人生は遊びに来たんやもん」

　　　　さあ

　　　　新しい自分を始めよう

　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 by　はせがわみつる

　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ブログ「長谷川満の親学講座」より）





　　　　　　　　＜　リンク　＞

　講演紹介動画「笑って感動して心が軽くなる講演」
　https://www.youtube.com/watch?v=IJgivKVQttk

　講演紹介動画「いのちの大切さを子どもたちにどう伝えるか」　
　https://www.youtube.com/watch?v=2WVpUz5AnPc

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