オンライン講演「思春期・反抗期の子どもとのつき合い方〜自己肯定感を育てる7つの関わり〜」:枚方市教育委員会主催
どの子にも通用する「頭のいい子に育てる方法」なんてありません。
ある方法で、ある子が能力を伸ばしたとしても、その方法ですべての子が伸びるわけではありません。
ある子にとってはプラスでも、他の子にとってはマイナスになることもあるのです。
家庭教師の仕事をしていると、時に指導がすごくうまくいく場合があります。
子どものやる気は出るし、点数も上がるし、高校も見事合格!
そのとき「この方法でうまくいくんだ」と決めつけて、
他の子にもそのやり方で教えると何故かうまくいかない・・
しかたがないので、その子に合った対応をもう一度一から考え直す。
しばらく試行錯誤していると、なんとなくその子に合った教え方が見えてくる。
こういうことが何度も続くと、誰にでもあてはまる「うまい方法」というのはそもそもないのだということに気がつきます。もちろん、楽しく教えるとか、ほめて伸ばすとか、良好な関係を築くとか、意欲や能力を引き出す上で基本となる大切なことはありますが、何か自分の方法論とか、自分の観方とか、そういうものに自信を持つあまり、それをどの子にもあてはめようとすることはとても危険なことなのです。
そういうことがわかってくると、出来るだけそういった前提観念なしに真摯に子どもと向き合おうと思うようになります。
1対1の人間として出会う。
そうすると、その子の性格や好きなもの、色々なことがわかってきて、だんだんとその子に合った教え方が自然にわかってくる。
今は色々なことでハウツーものが流行っていますが、子育てや教育に関しては、子どもと誠実に向き合ったり、子どもを理解していこうとすることなしに、簡単にこうすればうまくいくということはないように思います。
家庭教師も子育てもその1回1回がいつも特別です。
茶道で「一期一会」という言葉がありますが、そういう気持ちで向き合うことが大切なんだと思います。
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