日本の美しいこころ 〜和の心〜
先日は「 和 」について書きました。
和とは相手と仲良く調和すること。
それは、まず相手の思いに寄り添い、共感し、理解しようとする所から始まります。
そう出来る為には相手に対する「 敬 」の気持ちが必要です。
古代の日本人は互いに、「~のみこと(命)」と相手を神の「分け命」として敬い、そう呼び合っていました。
また、男性は「~ひこ(日子)」であり、女性は「~ひめ(日女)」でした。
(「ひこ(日子)」「ひめ(日女)」は天照大神の子孫という意味)
あいさつをするときには互いに柏手(かしわで)を打ち、まず相手の命に宿る天照大神の「分け命」を拝んでいました。
神社で柏手(かしわで)を打つように、相手に対して柏手をうちお辞儀をしていました。
言葉を聞くのにも 脆(ひざま)づいて、お互いの言うことを聴いていました。
私たちの祖先は、なんと美しい心をもっていたのでしょう。
人を尊敬する気持ち、敬う気持ち、その態度、
それは本当に美しい心だと思います。
そして、その美しい心が「 和 」を実現します。
昔の日本人は人に対してだけでなく、自然、山や、木や、石、滝などの自然物の奥に感得される神性に対しても「 敬 」の気持ちをもっていました。日本人にとって、ある木や石は、ただの木や石ではなく神が宿る神聖なものとして大切にされました。
それは、あらゆるものに及び、玄関には玄関の神様、便所には便所の神様がおられ、きれいにするようにしていました。
そういった自然に対する「 敬 」の気持ちがあれば、自然破壊も今みたいにひどくはならなかっただろうし、公共心や公徳心も失われなかったんじゃないかなあって思います。
明日は「 清 」について書きます。
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