質問「主人の自己肯定感が低くて・・、どうすれば自己肯定感を高めてあげることができますか？」

2014年2月5日

　「ご主人の自己肯定感を高めてあげようなんて余計なことは思わずに、ご主人が自信をなくしているときはゆっくり話を聞いてあげて、慰めてあげて、勇気づけてあげたらいいんじゃないでしょうか。
　相手を良くしてやろうとか、相手を救ってやろうとか、というのは自分が上になってしまっているんですね。そういう思いがあるとたとえ善意であっても「なんだ偉そうに」と反感を持たれてしまいます。

　また、自分の方がご主人より上になって「自己肯定感を高めてあげる」なんてことに努力し始めたらどんなことになると思われますか？
　うまくいっている間はいいでしょう。
　でも、うまくいかなくなったら？
　思うようにいかなくなってきたら、あなたはどう思うでしょうか？
　私がこんなに努力しているのに・・、
　あなたがそんなんじゃ自己肯定感なんて高められるはずないわ。
　もう勝手にして！
　私はもう知らない。

　そうなってしまえばご主人の自己肯定感はますます低くなってしまうでしょう。

　ご主人を変える必要はありません。
　その自己肯定感が低いままの、そのままのご主人を愛してあげて下さい。
　その自己肯定感が低いままの、そのままのご主人を尊敬してあげて下さい。
　それが結果的に一番ご主人の自己肯定感を高めることになるでしょう。

　僕の詩でこんなのがあります。

　「人を強くさせるもの」

　　このダメな自分のまま
　　愛されている
　　これほど心強いことがあるだろうか

　ダメな自分のまま愛されている。これほど有り難くて、愛されていると実感出来て、安心出来て、勇気づけられて、自己肯定感を高めるものはありません。

　自己肯定感の低いご主人を変えようなんて思わずに、そのままを愛してあげて下さい。」

　

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