子どもの自己肯定感を高める方法 〜「いただきます」を言う〜

長谷川満

長谷川満



 食事の前に手を合わせて「いただきます」と感謝の言葉を言ってから食べる。

 食事が終わったら手を合わせて「ごちそうさまでした」と感謝の言葉を言う。

 
 子どもが気持ちよく自分から「いただきます」をいう状況というのはどういう状況でしょうか。

 まず、その料理を作ってくれたお母さんと一緒に食卓を囲んでいて、お母さんが食べる時に手を合わせて「いただきます」と言った時。この時が一番子どもの口から自然に「いただきます」が出るでしょう。

 その次に、一緒には食べないけど、料理を作ってくれたお母さんが「召し上がれ」と出してくれた時、この時も子どもは自然に「いただきます」を言うことができるでしょう。

 その次は、料理は作ってくれているのだけど、お母さんは目の前にはいなくて、料理に手紙が添えてあって「これを食べてね」とか書いてある時。お母さんがいなかったら、「いただきます」は言わないかも。

 最後に、買ってきたパンとか弁当とかがポンと置いてあるだけ。
 子どもは「いただきます」を言わずに食べる確率は高い。

 つまり、料理を作る、一緒に食べる、一緒に「いただきます」を言う・・、
 それらは子どもに十分愛情をかけることでもあるのです。
 大切に扱われ、愛情をかけてもらえる。
 そうしてもらえる自分は大切な存在だ、愛される存在だ、そうしてもらうに値する存在だと思えること。
 それが子どもの自己肯定感を高めることにつながります。




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長谷川満
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長谷川満(家庭教師)

家庭教師システム学院

発達障がいや不登校の子の意欲を引き出すには自己肯定感を高める必要があります。その子のありのままを受容し、信頼関係を築き、成功体験と褒め言葉で自信と意欲を引き出します。

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