岐阜県多治見市立滝呂小学校での講演会「思春期・反抗期の子どもとのつき合い方」
『ドラえもん』~のび太の結婚前夜~から
明日はついにのび太くんとしずかちゃんの結婚式。
しずかちゃんの家では最後に家族水入らずの食事会が開かれました。
その食事会も終わり、最後にパパにお礼のあいさつをしようとするしずかちゃん。
でも、うまく言葉にできず、ただ「おやすみ」と告げただけで部屋を出て行ってしまいました。
それを見ていたドラえもんは、思っていることは何でもしゃべってしまうという秘密の道具『正直電波』を取り出し、しずかちゃんに照射します。
すると、しずかちゃんはすぐさま部屋に戻ってきて、こう言い出すのでした。
しずか「パパ、あたし、およめにいくのやめる!」
パパ 「ええっ!!」
しずか「あたしが行っちゃたら、パパさびしくなるでしょ」
パパ 「そりゃあ、もちろんだ」
しずか「これまで、ずぅっと甘えたりわがまま言ったり・・・、
それなのに、あたしのほうは、パパやママになんにもしてあげられなかったわ」
パパ 「とんでもない。君はすばらしい贈り物を残していってくれるんだよ」
しずか「贈り物? あたしが?」
パパ 「そう。数え切れないほどのね。
最初の贈り物は、君が生まれてきてくれたことだ。
午前3時ごろだったよ。君の産声が天使のラッパみたいに聞こえた。
あんなに楽しい音楽は聴いたことがない。
病院を出たとき、かすかに東の空が白んではいたが、
頭の上はまだ一面の星空だった。
この広い宇宙の片すみに、ぼくの血を受け継いだ生命がいま、生まれたんだ。
そう思うと、むやみに感動しちゃって、涙が止まらなかったよ。
それからの毎日、
楽しかった日、
満ち足りた日々の思い出こそ、
君からの最高の贈り物だったんだよ。
少しぐらいさびしくても、想い出があたためてくれるさ。
そんなこと気にかけなくていいんだよ」
しずか「パパ・・」
パパ 「のび太くんを選んだ君の判断は正しかったと思うよ。
あの青年は人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことができる人だ。
それが人間にとって一番大事なことなんだからね。
彼なら、間違いなく君を幸せにしてくれるとぼくは信じているよ。」
子どもたちと楽しく暮らすこの何気ない毎日こそ、子どもたちからの贈りもの「幸せ」なのでしょう。
子どもが成人したとき、社会人になったとき、そして結婚するとき、
「ありがとう」を言うのは親の方なのかもしれません。
また、そう言える親でありたいと思います。
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