詩集「無為 〜そのままでよかったんだ〜」ネット販売一時中止のお知らせ
先日、講演に訪れた幼稚園でPTA役員さんからこんな話を教えてもらいました。
「うちの子、3歳の頃、急に抱きついてきて『いろいろな愛で包んでくれてありがとう』って言ったんですよ。私、3歳の子がそんなことを言うなんて信じられなかったんですけど、本当にそう言ったんです。」
「へえ~、すごいですね。3歳でもそんなこと言うんですね・・。
『七つまでは神のうち』という言葉があって、
7歳までの子どもは人間よりも神様に近い存在なんだ、ていう意味なんですが、
本当にそうなのかもしれませんね。」
と答えたのですが、今思い出してもすごい話だなあと思って・・。
3歳ですもんね・・。
僕は子どもって、ほんとは神様なんじゃないかなあって思うんです。
だから、子どもをぞんざいに扱うことは控えなければいけない。
子どもは、尊敬し、見習わなければならない存在でもあるように思います。
もちろん「子ども」は未熟な側面もありますから、危ないことやイケナイことをしようとしたら止めなければなりませんし、教えてあげなければならないこともたくさんあるのですが、決して未熟なばかりではないと思うのです。
子どもが親に向ける愛は無条件です。
子どもが親を信じるのも無条件です。
「無条件で人を愛することが出来る。無条件で人を信じることが出来る。」
それってすごいことです。
また、なんの作為もない、そのままの笑顔。
心から楽しんでいるときの子どもの笑顔は本当に輝いているように見えます。
嬉しいときのあの目の輝き。
子どもの心で生きれたらどんなに楽しいことでしょう・・。
私たちは子どもから学ぶことがたくさんあります。
子どもたちからもらっていることがたくさんあります。
そういったことをもう一度よく見直してみるなら、
子育てほど幸せに成長していける営みはありません。
それに携われることほど幸せなことはありません。
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