「君はそのままで素晴らしいよ」 プラスの関わりが子どもを伸ばす

長谷川満

長谷川満


 家庭教師として多くの生徒たちを指導するうちに、子どもを管理・強制することはできないし、そんなことは逆効果になるだけだということを実感しました。何を言おうが、何をしようが、子どもを思い通りに変えることはできないし、子どもを大人の思ういい子にしようなんてことは大人の傲慢なのではないかと考えるようになりました。それは、教育の敗北ではなくて、人間の自由の崇高さを表しているのだと思います。

 そのままの子どもを認め、尊重し、「君は素晴らしいよ」「君はどんどん伸びるよ」とプラスの関わりをしていれば、子どもは自然に善くなっていくことを経験的に知りました。子どもの善さを引き出すためには、教育にあたるものがそれを見出し、認めて誉めていく。そうするとそれがどんどん引き出されてきます。教育とは本来、その子の中にあるものを引き出すことであって、大人が必要だと思うものを詰め込むものではないのだと思います。

 子どもをよくしようとして色々と注意したり、時には強制・管理することは、現状の子どもを否定することでもあるのです。「今の君では不十分だ」と。否定されたらヤル気は起きません。

 君はそのままで素晴らしいよ、と現状を肯定されると、嬉しいし、安心するし、かえってヤル気も出ます。よし、もっとがんばろうって。
 
 そういうプラスの関わりこそが子どもを伸ばす、と僕は考えています。



 子どもさんの学習の悩み・家庭教師のご相談は
 http://www.hariat.co.jp/ksg/

 不登校でお悩みなら
 http://www.hariat.co.jp/ksg/futoukou.htm

 心が楽になる!親も子も幸せに成長していくヒントがいっぱい!
 ブログ「長谷川満の親学講座」
 http://hasegawa-mitsuru.seesaa.net/

 気づきがいっぱい!子育てコラム「あなたのままで100点満点」
 http://www.koushinococoro.com/magazine/kyouiku/hasegawa_100/

 笑いあり!感動あり!子育て講演については
 http://mbp-japan.com/hyogo/hasegawa/service2/

 

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

長谷川満
専門家

長谷川満(家庭教師)

家庭教師システム学院

発達障がいや不登校の子の意欲を引き出すには自己肯定感を高める必要があります。その子のありのままを受容し、信頼関係を築き、成功体験と褒め言葉で自信と意欲を引き出します。

長谷川満プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

子どもの自信とやる気を引き出す教育のプロ

長谷川満プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼