オンライン講演「思春期・反抗期の子どもとのつき合い方〜自己肯定感を育てる7つの関わり〜」:枚方市教育委員会主催
僕が家庭教師として大切にしていることの一つに「 ほめる 」ことがあります。
子どもがいい点数を取って来たり、そうでなくても少しでも「いい」と思うことがあると、ちゃんと口に出してほめるようにしています。何度も握手をしたり、身体全部で喜びと賞賛を表現します。そんな時の子どもの様子は恥ずかしそうにしながらも嬉しそうです。子どもと一緒になって喜びます。
子どもは、親や先生にほめられるのがとても嬉しいものです。
ほめられたら、もっとがんばろうという気持ちになります。
「努力しなさい」と口で言うより、「すごいね」「よくがんばったね」と共に喜び、賞賛するほうが子どもは努力する子に育ちます。
テクニックではなく、心から子どもの善さを認め、喜び、ほめる。
それは、あなたは人に喜びをもたらす素晴らしい存在ですよ、というメッセージでもあります。そのメッセージがその子の自己肯定感を高めます。
「自分は人から喜ばれる存在なんだ。喜んでくれる人がいる。ほめてくれる人がいる。」そう思えると、子どもの中の自己成長力が活発に働きはじめ、子どもは自らの力で向上していきます。
それを引き出すのが家庭教師としての僕の大切な役目だと思っています。
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