オンライン講演「思春期・反抗期の子どもとのつき合い方〜自己肯定感を育てる7つの関わり〜」:枚方市教育委員会主催
あなたは子どもにどんな言葉を一番多くかけていますか?
「早くしなさい!」なら、子どもはいつまでもグズグズしているでしょう。
それは「あなたは本当に愚図なんだから」と何度も何度も言っているに等しく、その言葉は魔法の呪文のように子どもを本当に愚図にしてしまうからです。そして、その結果、いつまでも「早くしなさい!」と言わなければならなくなるでしょう。
「勉強しなさい!」なら、子どもは勉強しない子になってしまうでしょう。
それは「あなたは放っておいたらいつまでも勉強しない」と言っているに等しく、その言葉は魔法の呪文のように本当に子どもを勉強嫌いにしてしまうからです。そして、ず~っと「勉強しなさい!」と言い続けなければならないでしょう。
子どもに繰り返しかける言葉は、魔法の言葉です。
それは実現させる力を持っています。
1、心からの言葉である
2、感情(表情)を伴って言われる
3、繰り返し言われる
この条件を満たせば、それは実現します。
だから、子どもには、
「賢いなあ。えらいなあ。すごいなあ。」
「いい子やなあ。優しいなあ。」
「よくがんばったなあ。努力家やなあ。」
「嬉しいわあ。ありがとう。」
「きっと喜んではるわ。いいことしたなあ。」
「大丈夫。うまいこといくわ。」
「よかったなあ。恵まれてるなあ。」
「プラス思向やなあ。」
というような言葉を、心から感情を込めて、表情(笑顔)を添えて、繰り返し言うようにしましょう。
気がついたらいつの間にか、そのような言葉を意識せずに自然に言っているプラス思向の自分に気がつくでしょう。
そして子どもはあなたが認めたとおりの素晴らしい人に育っているでしょう。
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