幸せな親子関係を築くための関わり方

　子どもの教育にとって、親子関係ほど大切なものはありません。
　あたたかくて、やわらかくて、信頼し合える親子関係の中で育つ子どもは、知的能力・思いやりの心・意志力を最大限に引き出されることでしょう。なぜなら、子どもに宿る自己成長力はそういった心理的環境において最も活性化されるからです。
　また、子どもは幸せな親子関係を経験することで、他者と幸せな人間関係を築く関わり方を身を以て学習することにもなります。

　それでは、幸せな親子関係とはどのようなものでしょうか。

　それは、それぞれの親子で様々でしょうが、親子の間に信頼関係があり、「甘え甘えられる」関係がありながら、互いに感謝し合っている、尊敬し合っているみたいな感じでしょうか・・。

　まあ一概には決められないけれど、親子の間に互いに、「　愛情　」「　信頼　」「　尊敬　」「　感謝　」があるのなら、どんな形であれ、幸せな親子関係といえるのだと思います。

　では、どうすればそういった親子関係を築けるのでしょうか？

　
　＜幸せな親子関係を築くための関わり方＞

　1、スキンシップや言葉で頻繁に愛情表現をする

　2、いい子にしようとせずありのままを愛する

　3、子どもの話を聴く

　4、子どもの気持ちを理解しようとする

　5、子どもの望む形で支援する

　6、急かさないで待つ

　7、ガミガミ文句を言わない

　8、よい所を見てほめる

　9、信頼して任せる

10、子どもを尊敬する

　
　これらを心がけることによって、幸せな親子関係が築かれ、子どもは生き生きと意欲・能力を伸ばしていくようになります。また、それは親自身の人間的成長にもつながっていきます。




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