オンライン講演「思春期・反抗期の子どもとのつき合い方〜自己肯定感を育てる7つの関わり〜」:枚方市教育委員会主催
カウンセリングでは主に来談者の話を受容的、共感的に聴くということが中心になりますが、どうしてそれで神経症やうつ病などが治ったりするのでしょうか。
それは人間には身体的な自然治癒力があるように、心の自然治癒力ともいえる「自己成長力」があるからです。
この「自己成長力」が働きやすい心理的環境をつくることによって、「自己成長力」が神経症やうつ病を治していく、と同時に心理的に成長することが知られています。
子どもの教育においても、この「自己成長力」を信頼し、子どもの自ら成長しようとする働きを邪魔しないことが大切です。
特に年齢に応じた配慮が必要です。
小学校に上がるまでに、あまり机に向かって計算する、文章を書くといった思考力を使う勉強を無理強いしない方がいいでしょう。
ただし、本人が楽しんでやっている場合はかまいません。
幼児期に必要な学びは、できるだけ身体をつかったり、遊びを通して身に付きます。
この時期はすべて身体で学んでいるのです。
ですから、幼稚園や保育園で歌ったり、踊ったり、リズム遊びをしたり、砂遊びをすることは、とても理にかなったことです。
遊びとしての勉強ならかまいませんが、強制させて思考力を無理に使わせるのはかえって逆効果です。
(就学前の幼児期は、「身体を通して学ぶ、遊びを通して学ぶ」ということが大切であり、それを十分にやり遂げることが、小学校での学びをより充実したものにします。)
子育ての基本は「自己成長力」を信頼して、受容的に、愛情を持って接するということです。
親の思うように育てようとせず、子ども自身のかけがえのない個性を開花できるように、邪魔をしないことは親がもっとも注意すべきことの一つです。
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