オンライン講演「思春期・反抗期の子どもとのつき合い方〜自己肯定感を育てる7つの関わり〜」:枚方市教育委員会主催
ある有名な華道家の方がどのような心持ちで花を生けているのですかと問われて、
こう答えられました。
「主役は花であり、自分は一歩退く。
そうすることで花が生きてくる。
花を生かしてこそ生け花です。」
華道は花を通して自分独自の美を表現するものですが、「こう生けたら美しく見えるだろう」と自分が前に出過ぎると、かえって美しく生けられないそうです。そうではなくて、その花をじーっと見て、「この花はどう生けてもらいたがってるのだろう?」と花の声を聞こうとする姿勢で花と向き合うのがいいそうです。
子育ても同じではないでしょうか。
こういう子になってもらいたいとか、ああいう大人になってほしくないとか、親の思いが前に出過ぎると、かえってうまくいかない。そうではなくて、子どもの心の声を聞こうとする姿勢で、子どもと向き合うのがいいのではないでしょうか。
「主役は子どもであり、親は一歩退く。
そうすることで子どもが生きてくる。
子どもを生かしてこそ子育てです。」
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