オンライン講演「思春期・反抗期の子どもとのつき合い方〜自己肯定感を育てる7つの関わり〜」:枚方市教育委員会主催
平成17年の「国民生活に関する世論調査」で、「あなたにとって家庭とはどのような意味を持っていますか?」との問いに対して、こんな結果が出ていました。
家族の団らんの場・・61.1%
休息・安らぎの場・・55.5%
家族の絆を強める場・・46.2%
親子が共に成長する場・・35.8%
「団らん、安らぎ、絆」そういったものを家庭に求めている人が多いのだと思います。
親にとっても子どもにとっても、家庭がそういった場所であることほど幸せなことはありません。かつてドイツの哲学者ゲーテは「王様であれ、百姓であれ、その家庭が幸福なものこそ一番幸福な者である」と言いましたが、まさにその通りだと思います。
では、どうすればそういった明るく温かい家庭が築けるのでしょうか。
ちょっとそのポイントをまとめてみたいと思います。
1、思い通りにしようとしない
2、家族を管理したり、強制したりしない
3、一人一人の思いやペースを尊重する
4、注意やダメ出しは控えめに
5、いい子にしようとしない、ありのままの子どもを認める
6、上からモノを言わない、押しつけない
団らんや安らぎがあるのは、ありのままで安心していられるからです。
ちょっと前に、うちの長男が「うちの家は人間を堕落させる家や。家にいたら何もする気が起こらへんし、だらだらしてしまう。」と言っていましたが、それでいいんだと思います。家はゆっくりする場所であって、だらだらすればいい。「ああ~、やっぱり家がええわ~。のんびりするわ~。天国やわ~。」そう、家族が心から言えるなら、それが一番いいことなんだと思います。
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