「吸水率の低い石」というだけでお墓を選んで本当に良いの?
こんにちは。兵庫県神戸市兵庫区にある石材店、株式会社第一石材です。
難しいモノは技術力の高い職人が手掛け、簡単なモノは見習いや研修生が教えてもらいながらつくる。
これ、モノづくりの鉄則ですよね。
しかし、墓石の場合はちょっと事情が異なります。
全くその逆なのです。
複雑で難しい加工になるほど、ほとんどが日本より技術力の低い中国の石材加工工場でつくられているのです。
いったい、どうしてなのでしょう?
【目次】
1.不思議な墓石加工単価の取り決め
2.必要以上に華美な装飾加工
3.複雑な加工+短納期
4.日本と中国の立場が逆転
5.人手不足に悩む中国の石材加工工場
6.中国での墓石加工の注意点
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墓石をつくるには、工業製品のようなわけにはいきません。
自然の石を切って磨いて墓石の形に仕上げていくのは、ほとんどが手作業です。
そして、石は硬いので木材のように簡単に加工できません。
サイコロ状態の四角い形ならまだしも、複雑な装飾加工を施すとなると、加工に要する時間は余分に掛かります。
当然のことながら、そのような複雑な加工を日本で行うとなると別途費用が発生します。
しかし、中国ならタダ同然なのです。
それゆえに、複雑で難しい加工の墓石になればなるほど、技術力は低くとも中国での加工になってしまう傾向にあります。
でも、それって本当に消費者のことを考えているのでしょうか?
「複雑な加工なら費用は余分に掛かるが技術力の高い日本でつくりましょう」
「費用を抑えて中国加工にされるのならシンプルな形にしましょう」
と、お客様に正直に伝えることこそが消費者目線だと思うのですが・・・
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