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エアコンは「冷えているから大丈夫」は本当ですか?

鳥山修史

鳥山修史

テーマ:エアコン洗浄


あなたがエアコンに求めているのは、「部屋を冷やすこと」ですか。
それとも、

「家族が安心して呼吸できる空気」ですか。


エアコンクリーニングに伺うと、お客様からこんなお話をよく伺います。

「ちゃんと冷えているので、まだ掃除は必要ないと思っていました。」

実は、この言葉を聞くたびに、

「冷えること」と「内部がきれいなこと」は別の話なんです。とお伝えしています。

何百台ものエアコンを分解してきましたが、
よく冷えるエアコンほど、中が真っ黒だった。

そんなケースを何度も見てきました。

エアコンは冷えていても、内部にはカビが生えます。


エアコンの役目は部屋を冷やすことです。

冷房運転では、アルミフィン(熱交換器)が熱を奪い、部屋へ冷たい風を送ります。

そのため、多少内部に汚れやカビがあっても、冷房能力はすぐには落ちません。

つまり、「よく冷える=内部がきれい」
とは限らないのです。

現場では、このようなことがよくあります。


「冷え方に全く問題はありません。」

そうおっしゃっていたお客様のエアコンを分解すると……
(送風ファンの写真)






綺麗に洗い上げました。





ドレンパンや送風ファンには黒いカビがびっしり。

アルミフィンにもホコリが積もっています。

しかし、お客様は驚かれます。

「えっ、普通に冷えていたのに……。」

そうなんです。
冷えることと、内部の状態は別なのです。

私は、お客様に一つ質問をします。


もし、エアコンを選ぶとしたら、

あなたが本当に欲しいのは、
「部屋を冷やす機械」でしょうか。

それとも、
「家族が安心して呼吸できる空気を届ける機械」
でしょうか。

もちろん、どちらも大切です。

しかし、
毎日何時間もエアコンを使うご家庭では、

冷房能力だけでなく、
どんな空気が吹き出しているか

も同じくらい大切ではないでしょうか。

カビは風と一緒に部屋へ送られます。


エアコンの送風ファンは、
アルミフィンの奥にあります。

冷房運転で発生した結露やホコリがたまりやすく、

カビが最も発生しやすい場所でもあります。

この送風ファンが回転すると、
その風はリビングや寝室へ送られます。

だから私は、
送風ファンの状態を特に大切に見ています。

「臭わないから大丈夫」とも違います。


以前の記事では、
「臭わないから内部がきれい」とは限らないことをお伝えしました。

今回お伝えしたいのは、
「冷えているから大丈夫」とも限らないということです。

つまり、

臭いも、
冷え方も、
内部の汚れを判断する基準にはなりません。


では、何を見ればいいのでしょうか。


私がおすすめしているのは、

吹き出し口の奥をのぞいてみることです。

黒い点々が見える。
送風ファンにホコリが付いている。



そんな変化があれば、

一度内部を確認するタイミングかもしれません。

もちろん、
ご家庭の使い方によって汚れ方は違いますので、

気になることがあればお気軽にご相談ください。

まとめ


エアコンは、「部屋を冷やす家電」

であることは間違いありません。

でも、
それだけではありません。

毎日、
ご家族が吸う空気を作る家電でもあります。

だから私は、
「冷えているか。」

だけではなく、
「どんな空気を送り出しているか。」

を大切にしています。

最後に

あなたがエアコンに求めているのは、
「部屋を冷やすこと」ですか。
それとも、
「家族が安心して呼吸できる空気」ですか。


もし後者を大切にしたいと思われるなら、

「まだ冷えているから大丈夫」という基準だけではなく、一度エアコンの内部にも目を向けてみてください。

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鳥山修史
専門家

鳥山修史(ハウスクリーニング)

クリーンハンター.com

目が届かない黒カビ雑菌が繁殖する『風呂釜配管』『ドラム式洗濯機』『エアコン』の水回り家電クリーニングを専門に、夫婦で行う気配りときめの細かいサービスでお客様に健康と安心を届ける。

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