マンションで水漏れを起こしてしまいました・・・～こんな時だからこそ保険を見直す時間を作りましょう！～

2020年5月11日公開 / 2023年1月27日更新

テーマ：保険　生命保険　損害保険

コラムカテゴリ：お金・保険

コラムキーワード：生命保険　選び方、生命保険　種類

私事ですが、先日自宅のマンションで水漏れを起こしてしまいました。
洗面台の下の排水管が少し緩んでいました。我が家の洗面室は目に見えて濡れることもなく、全く気付かなかったのですが、少しずつ下の階に水が漏れていたようです。
最初、「水漏れしていませんか？」と聞かれた時には、「水漏れしてないです」と答えてしまったほど、自宅の洗面台周りには目に見える変化はなかったのですが・・・洗面台の下から物を出して再度確認すると、濡れていました。完全に不注意です。本当に階下のお部屋の方には申し訳なかったです。

たくさんの水が一気に漏れたわけではないので、水浸しにはならなかったのですが、やはり洗面室の天井等にシミができたり、点検口の板（？）が変形したり・・・と複数個所を修繕する必要がありました。

こんな時には保険の出番です。今回は私どもの不注意の水漏れですので、下のお部屋の修繕や損害賠償請求をされた場合には、「個人賠償責任保険」の出番です。

今回の我が家のケースですが、個人賠償保険の特約を付帯していた保険会社に、まずは電話で被害状況をお知らせいたしました。
そして工事をお願いする工務店の方に来ていただき、被害状況を確認していただきます。被害箇所を改めて撮影していただきました。残念ながら来ていただいた時にはほとんど乾いていて、写真ではわかりにくいものでした。
今回は下のお部屋の方が、天井から漏れてくる水の動画や濡れている個所を撮影してくれていたため、被害状況を保険会社に知らせるためにとてもありがたかったです。
そして、工務店の方に修繕の費用のお見積もりを出していただき、保険会社に被害資料とともに提出します。

保険会社の審査があり、その後見積もり金額のほとんどが認められて入金となりました。
今回はこちらからの振込先の口座の連絡などに時間がかかったこともあり、資料を送ってから金額確定まで約10日、確定から振り込みまで3日ほど、あわせて2週間程度かかりました。

入金を確認後、あらためて工務店の方に修繕工事をしていただきました。
私どもの場合は、下のお部屋の方から修繕以外の損害賠償請求等はなかったため、修繕工事終了時に、一緒に確認させていただき、一件落着となりました。

今回のように水漏れを起こしてしまった場合は、まずは保険の担当者や保険会社に、どうしたらよいか確認しましょう。
水漏れの場合は比較的短時間で乾いてしまい、被害がわかりにくいため、できるだけ早めに被害の状況を写真等に撮っておくことをお勧めします。

個人賠償責任保険は単独で加入するよりも、火災保険・自動車保険などに特約として入っているケースが多いと思います。そして特約保険料はかなりお安いです。

今回の件であらためて考えてみたのですが、個人賠償責任を請求されるケースは、一生のうちに何度もあるものではありません。しかし、無いと困る補償の1つです。
実は我が家の件が済んですぐ、同じマンションに住む別の方からも同じようなケースでご相談をいただきました。

下の階への水漏れ、の他、自転車事故で歩行者にケガをさせた時などにも利用できますので、ぜひご自身の保険を確認してみてください。

なお、保険の給付をお願いするときには、様々な手続きがあり煩雑ですので、相談しやすい保険の担当者だと安心ですね。

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