自転車保険が義務化されました
暖かくなってきたこの季節、自転車は気持ちいいですよね。乗っているとついつい飛ばしたくなったり、信号無視をしてしまったりしていませんか。
自転車は「軽車両」に分類されます。つまり、車を運転する時と同じようにルールを守る必要があるのです。
近年、自転車の危険運転等により交通事故が増えた背景を受け、道警では自転車のルール違反に対しての指導警告活動の強化を行い、中でも悪質なルール違反に対しては検挙後、検察庁等に送致することにしているそうです。
ちなみに25年度の指導警告件数は約3万件、そのうち368件が検挙されています。
自転車は、歩道と車道の区別がある場合は、車道を通行することになっています。例外として、道路標識等で自動車が歩道を通行することとされている場合、運転者が高齢の方、またお子様の場合などがあります。
車道を走る場合も、左側を走らなければならず、もちろん並走は禁止されてます。自転車が車道を逆走していたり、2台が並んで走っているのを見て、思わずブレーキを踏んだり、回避するために車線を変更したり、大きく右に寄ったり、という経験をされている自動車のドライバーは多いと思います。
歩行者の視点からも、本来は車道を走るはずの自転車が猛スピードで歩道を走っていて怖い思いをされた、という方がたくさんいらっしゃるでしょう。スピードに乗った自転車は自動車同様動く凶器になりかねませんので、十分注意してください。
また、歩車分離式信号機の場合は、基本的に車の信号に従うことになりますが、歩行者専用信号機に「歩行者・自転車専用」の表示がある時には、歩行者用信号機に従わなければいけません。
その他、徐行・一時停止・夜間のライト・酒気帯運転の禁止等、自動車のルール同様のルールがあります。もし自転車事故で大きなケガをさせてしまった時には、多額の賠償金を支払う義務が生じます。
自転車を乗る時には、軽車両を運転している、という自覚を持ち、安全運転を心がけるとともに、いつも自転車に乗っている方は、自転車事故の備えに保険加入を検討してみてはいかがでしょうか。
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