今年の新たな挑戦:パブリック・スピーキングとセルフ・プロデュース
Good afternoon! まだまだ梅雨が終わりませんね。
さて、今日は私がボランティアで参加している、
プロジェクトのご支援とご協力のお願いです。
近年、バナナの栽培において、パナマ病という病気による被害が深刻化しています。
また、新パナマ病というのもあり、そちらの被害も深刻さを増しているとのこと。
バナナは大事な主要栄養食物となっている国々がたくさんあり、
日本やアメリカなどの先進国では、健康意識の高い人々が飲むスムージー作りに
欠かせない食材となっております。
おそらく皆さんは、普段の生活でバナナがなくなるかもしれないなんて、
思いもよらないことでしょう。
ご参考までに、こちらの記事をご覧ください。
ニューズウィーク日本版 2018年7月23日(月)の記事
これを何とかしたいという、群馬県の一人の男性(私のお客様)の情熱が技術革新を起こしました。
それは土壌を加熱処理することで、病原菌をほぼ防除することができるという発見です。
まだ一般的な微生物生存率評価試験結果だけなのですが、パナマ病の病原菌だけではなく
他の植物病原性のカビにも効果がある一方で、腐植の形成に重要なバクテリアへの影響は小さいため、
植物にとって良い土壌改良ができるのではないかとも言える副次効果も出ています。
群馬工業高等専門学校(群馬高専)にて、すでにお客様が依頼した第1段階の実験は終了しており、
その研究報告書が2017年に完成しました。
実際の土壌で具体的にどのくらい防除効果があるのかを第2段階の実験として準備を始めます。
と同時に、フィールドリサーチも必要になります。
そのための活動資金を、キャンプファイヤーにて調達し、
フィリピンで栽培されるバナナを病気から救おう!という、
通称「バナナを救おう!」プロジェクトが本格的に始動になりました。
私はボランティアで翻訳や事務処理を担当しています。
https://camp-fire.jp/projects/view/124436
プロジェクトは2年前からだいぶ話が進みまして、今では群馬高専の教授の他に、
東大の植物病理学の博士もメンバーに加わってくださいました。
詳細は上記「バナナを救おう!」のリンクをご覧ください。
このプロジェクトで紹介されている方法は、日本でこよなく愛されているフィリピンバナナを、
低コストで簡単に誰にでもできる方法で病気から守り、根本的な解決を図ることができます。
また、このことにより、フィリピンの多くの零細バナナ農家を救うことができます。
クラウドファンディングはオールオアナッシング方式です。
8/20まで受け付けております。
目標金額を達成させるためには、皆さんのご支援が必要です。
是非、ご支援ご協力の程よろしくお願い申し上げます。
(ぐんまフラワーパーク内の温室にて)