2017年の通訳のお仕事①大きな案件を終えて
今年2回目、そしておそらく今年最後になるだろう通訳のお仕事は、高崎市内で10月に3日間開催された、「2016ウッドマシンフェア in 高崎」という、木工機械展の展示会通訳でした。私が担当したのは、イタリアの木工機械メーカー2社のブースでした。
この展示会は、毎年都内で開催される大きな展示会(今年は開催なし)の代わりとなっていたようで、全国から多くの関連分野の企業や個人の方が来場されました。
このお仕事もまた前回同様、開催初日2週間前に依頼がありました。ですが、今回は参考資料が依頼と同時に送られてきました。初めて担当する分野なので大変助かりました。
上の写真の資料の束をご覧ください!展示もしくは販売対象製品の英語のカタログです。この他にも、自分で日本語の参考サイトを探して、日本語でも機械や業界用語を勉強しなくてなりません。しかし、翻訳や英会話レッスンの合間に勉強するので、やはり時間が足りません。今回は英語の製品カタログ、メーカー側のウェブサイト、主催企業のウェブサイト、機械に関する日本語での業界用語ウェブサイトを読むところまでしかできませんでした。
そして迎えた展示会当日。緊張感と不安感を抱きながら(毎回ですが)会場へ向かいました。
一歩会場に入ると、見たこともない大きな機械と機械の動作音に圧倒されました!
無垢材やパネル材を切断したり加工したりする最新機械を初めて見ました。
初日はまず主催企業様とイタリア人スタッフの皆さんにご挨拶させていただき、それから機械や付随するソフトについて教えていただきました。本格的な商談は翌日とのことでしたので、その前に実際の機械を見ながら勉強し、翌日の商談準備をするご担当者様とイタリア人スタッフの通訳でほぼ初日は終了しました。
【次回へ続く】