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加藤哲也

熱血コンサルで受験生とともに合格を勝ちとる大学受験のプロ

加藤哲也(かとうてつや) / 塾講師

大学受験の桔梗会

コラム

「普通科」見直しへ??特色重視で細分化 に思うこと

2019年5月6日 公開 / 2021年2月18日更新

テーマ:【お母さんのための大学受験コラム】

コラムカテゴリ:スクール・習い事


このコラムでは、ニュース記事で気になった話題について、私が思うところをコラムにまとめて見ました。
Yahooニュースより
昭和以来の「普通科」見直し=特色重視で細分化-高校抜本改革が始動
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190506-00000013-jij-pol

理数科・国際教養・地域人材育成などに細分

普通科を廃止するのではなく、細分化すること。現在の普通科高校で見られる、なんとなくの「文系」「理系」ではなく、理数科・国際教養・地域人材育成などに細分化することは、高校生のうちから興味関心の高い学習内容を深く学ぶことができます。その結果、大学への進学目的を明確に持てる学生をつくることができるのではないでしょうか。

学びたいものではなく、成績や内申点で行ける学校を選んでいる

以下は、記事をそのまま引用します。
『自民党の教育再生実行本部・高校の充実に関する特命チームの義家弘介主査は「完全に昭和の体制」と、早急な見直しを訴える。生徒も「学びたいものではなく、成績や内申点で行ける学校を選んでいる」(義家氏)』
私も自分で塾を構えて、生徒の進学支援を行っています。うちの塾生たちも、どうしても行きたい大学へ合格する努力生徒と、自分の成績や内申点で行けそうな大学を消極的に選択する生徒に、明確に分割されます。一方で、うちに入塾してくれる商業高校・工業高校の生徒たちは、目的意識が明確で、自分の強みと弱みを明確に理解し、合格のためのアドバイスを求めてくる生徒ばかりです。
高校受験の際に、無目的に普通科を選択した生徒の中には、同様に惰性で進学先を決めようとする意識の低い者が存在することを問題視する姿勢には、とても共感ができます。

そもそも、普通科は大学進学のための教養を学ぶところ

昭和の頃は、職業科高校の存在意義は、高卒の社会人として、一人で食べていける手に職を持った社会人を育てることにあったはずです。一方で、普通科高校は、大学進学のための高等な学問を「教養」として学ぶ場所であったはずです。
だからこそ、普通科高校には、勉強内容を何かに特化して選択の幅を狭くしないカリキュラムが設定されています。特に、普通科高校の1年生は、何でも手広く勉強する必要があり、すべてが中途半端になっているのではないかと懸念します。その結果、早くから数学と理科を諦めて私立文系を狙ってしまう、凡庸な学生が発生するのだと思います。
今の普通科高校の生徒たちの中に見られる「行きたか、行きたくないかがよくわからないまま、大学へ入ってしまう」ことは、極めて大きな問題だと考えます。

昭和型の「普通科=進学、専門科=就職」は、とっくに終わってる

高校生のお子様をお持ちのお母様なら、承知のことだろうと思います。商業高校・工業高校・総合科高校から、大学への進学は十分に可能です。また、生徒と保護者さんの中には、普通科ではなく、敢えて商業高校や工業高校へ進学し、学校で1番の成績をとって、国公立大学への推薦入試を狙ったり、難関私立大学への指定校推薦を狙ったりと、緻密な作戦を持って高校選びをしている方もいるのです。
私は、自分の将来設計を明確に建てられる生徒にとっては、普通科であるか否かは関係ないと考えます。むしろ「普通科」の中に、明確な将来のビジョンを持てない生徒のたまり場になっている「普通科」が存在することが問題だと考えます。

私自身の出自は文系です。大学では歴史学を学びました。でも、高校生の時に得意だった科目は、生物と化学と数学。高校の先生からは理系に進めと言われましたが、どうしても大学で日本史を学びたかったため、文系を選びました。
おかげでその名残から、現在では、高校生に数学も理科も指導ができます。

普通科を細分化するのであれば、理数科・国際科のような区分すら、平成の発想で古いのではないでしょうか。私なら、数学IIIと日本史・世界史が全部学べるような「何でも学科」も創設したいです。ごく一部の地方トップの公立高校の中には、理系でも生徒が自発的に日本史Bを選択できる高校も存在します。このような柔軟さを残しつつ、普通科の細分化をすることを理想だと考えます。

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