#2 「すぐ出来る」感のある参考書に飛びつくのは危険?!
正月が明けると、大学受験のスケジュールが立て込んできます。特に、本年はセンター試験の日程が早いため、私立大学の一般受験の出願も締め切りが早く設定されています。
私立大学の一般入試の出願には、大きく分けて「センター試験前に手続きを済ませる大学」と「センター試験後でも出願ができる大学」があります。センター前の連休である、今のうちに煩雑な出願は終わらせておきましょう。
ネット出願でも、多くの書類の印刷と郵送は必要
ネット出願は、全ての出願手続きをパソコンからの入力で完了させるわけではありません。受験者から大学側に、高校から出される調査書や、受験票に貼るための写真や、センター試験の受験番号など、いくつもの郵送物を用意して期日までに送付する必要があります。また、受験料の支払いは、クレジットカードやコンビニで支払いができるため、平日の昼間にわざわざ銀行に行く必要はなくなりましたが、煩雑な作業であることは間違いありません。
ネット出願は、スマホではなくパソコンから行うこと
基本的には、どの私立大学のネット出願も、画面の指示に従って入力をすすめて、受験料の支払いをクレジットカードかコンビニ決済で済ませればいいだけです。入力ミスと、手書きの煩雑さがなくなることが大きなメリットです。しかし、多くの印刷物を作る必要があります。当然ですが、プリンタと紙が必要になります。さらに、一部の大学のネット出願のシステムでは、スマートフォンやタブレットからの操作を保証しないものもあります。必ず、パソコンから出願作業を行ってください。
「手書きの願書作成」「銀行振込」が省けるだけ。やっぱり出願手続きは面倒くさい
PCを使った事務作業に不慣れな、受験生が、一人で全ての作業をすることは大変面倒かもしれません。できれば、大人と一緒にやったほうが確実です。親さんにパソコンの操作をしてもらったうえで、プリンタに書類を印刷してもらい、郵送書類の封入を一緒に確認してもらい、一緒にコンビニと郵便局に行って、送金と郵送をしてもらったほうがいいです。
大学受験の桔梗会では、各生徒たちのネット出願作業を、加藤が生徒と一緒に行っています。不安になったら、頼れる塾の先生と一緒に作業をしてもらうのも、いいかもしれませんね。