【英検2級合格ストラテジー】英作文 フィッシュボーンチャートで論理構成(前編)
大学入試センター試験を直近に控える中、その1週間後には、英検1次試験の試験日がやってきます。2016年より、英検2級のテストが新傾向になり、ライティング(自由英作文70字程度)が加わりました。
今回は、前後編に分けて、新傾向英検2級ライティングの技法を紹介いたします。
書き方に慣れてしまえば、ライティングは得点源!!
英検2級のライティングテストに出題されるTOPICは、フィッシュボーンチャートの構成を英文に変えるだけで、100語程度の英文にまとめることができます。
まずは、いくつもの問題をフィッシュボーンチャートを使って、日本語で解答を作ってみましょう。
【point】
*思ったことを、直感的にすぐに日本語で書き出す。長考しない。
*ごく簡単な日本語で箇条書きにする。
*長文の日本語にしない。短文を複数書く。
*結論では、自分の考えを読者に「提案」することがベター。
これらができるようになれば、大幅な時間の節約になります。
フィッシュボーンチャートを、中3レベルの英文に書き換えよ。
英検では、以下のように採点基準を示しています。
・内容4点満点(”TOPIC”の質問に対応した内容になっているか)
・構成4点満点(構成が正しいか)
・語彙4点満点(適切な単語が用いられているか)
・文法4点満点(適切な文法が用いられているか)
つまり、内容と構成は、フィッシュボーンチャートづくりに慣れれば高得点を狙えます。語彙と文法は「ミスを指摘され、減点されないこと」を狙うことがポイントです。日本語を英文に書き換える時に、スペルがわからない単語を書こうとしたり、難しい文法を駆使して作文を試みると、必ずミスを指摘されます。
英文に変換するのが難しいと感じたら、中3程度の文法力で英文に変えようと意識すること。そして、箇条書きにした日本語をもっと易しい日本語に書き直してから、再び英文に変換することを試みましょう。
模範解答はすごく参考になる。先生に添削してもらうことがベスト。
英検2級受験向けの問題集を一人で解いていて、以下のような困りごとに遭遇しませんか??
*作った英文が何点になるのか、わからないこと。
*模範解答と自分の作文が違いすぎて参考にできない。
*そもそも、問題集の中にライティング問題数が少ない。
英検2級のライティングテストは、新傾向として始まったばかりで、過去問も3題しかありません。ライティングが十分に訓練できる問題集が少ないことも問題です。
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フィッシュボーンチャートを利用して、日本語で素早く構成をまとめることと、模範解答を参考にして、解答作りに慣れることがライティング攻略のポイントです。
そして、作った解答は、必ず先生に添削をしてもらうことが大事です。自分では気づけない不足している知識は、詳しい先生に教わることが、上達への近道です。
このシリーズのコラムは、大変好評を頂いております。
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