高3生が12月にやるべきこと、やってはいけないこと
外部模試を受けてきて、自己採点が終わると「こんな点数ではダメだ・・・」と報告をくれる生徒がいます。しかし、何が、どうダメなのか、自己分析の正確でない生徒をよく見かけます。アナタの志望大学に合格するためには、そんなに高得点を取らなくても大丈夫だと、気づいていますか??
満点を取ることではなく、合否ボーダーを超えることがマーク模試の目的
アナタの志望大学・学部学科の、センター試験での合否ボーダーは、いくつでしょうか?
得点率で「○○%」と答えられますか??
よくわからないという人は、直ちに、調べてみてください。参考になるサイトのリンクを貼っておきます。
旺文社 大学受験パスナビ
センター試験での目標は、満点を取ることではなく、アナタの志望する大学の合格最低点を超えることです。また、私立大学の一般入試では、合格最低点を超えることが最終目標です。とくに、私立大学の一般入試や国公立大学の2次試験では、6割程度の得点率で、十分に合格ラインを超えているはずです。
逆に考えれば「3割強の失点は、全く問題なし」
100点満点のテストで、合格点が65点であれば、逆に考えれば、35点までは失点をしてもかまわないのです。数学であれば、大問1つ分を白紙解答するぐらいいは、どうということはないのです。どの問題で得点で得点を稼ぎ、どの問題を捨てるのかを見極める力をつけることが大事です。また、得意な単元で得点を稼いで、苦手分野の失点の穴埋めにまわすことも考えていいです。
苦手のことを考えすぎて、精神的にキツく感じていませんか??少し見方を変えるだけで、ラクに感じませんか??
やるべきことは合格採点を超えるための訓練」
外部模試は、今後の自分の目標を再設定するための材料です。合格最低点をクリアするためのポイントを明確に示してくれます。何を、どのように手当をするかは、一人ひとりの個性によって異なります。得意をもう人伸ばししてもいいですし、苦手分野の改善に集中するのもいいです。受験大学の科目配点に偏りがあったり、傾斜配点が設定してある場合は、これらも考慮に入れましょう。
自分にとって、最も得点の稼ぎやすいところを、正確に把握して、トータルで合格最低点を突破するための戦略を作りましょう。
自分で作戦が立てられないなら、学校の先生や、塾の先生と一緒にやってみましょう!
明日からの勉強への取り組みが大きく変えられますよ!!