熱中症で倒れた沖田総司?
プールでも熱中症の危険?
今日は。福島市 さとうクリニック内科・消化器科の佐藤です。今日は‘プールでも熱中症の危険?というお話です。
今年の酷暑の影響で熱中症の患者さんが数多く見受けられる様になっています。水に入り、体も冷やされていると思われているプールでも熱中症の危険があることをご存知でしょうか?
水泳は皆さんがご存知の様に全身運動ですのでご自身では自覚し難いのかも知れませんが、かなりの汗をかいているのです。ある報告によると1時間の水泳で600mlもの汗をかくと言われています。という事は水泳では汗をかいているという実感がないだけでそれなりの発汗があり、脱水状態にも陥りやすい事が分かります。その上、プールサイドにいても水面からの反射により熱も実はばかにならない様です。
今シーズンはプールでの熱中症による救急搬送も例年に比べて増加したいる様ですので水の中だから大丈夫と過信せずにプールなどでの水泳の際にも熱中症には気をつけて下さい。
上記の内容の私のインタビューが先日の福島テレビで放映されましたのでお時間のある時にでもご覧下さい!
http://fb.fnn-news.com/localtime/fukushima/category/detail.html?id=FNNL00064938&cat=tenki