先発品からオーソライズドジェネリック医薬品への切り替えは有用?
がん検診受診、女性では少ない?
おはようございます。福島市 さとうクリニック内科・消化器科の佐藤です。今朝は‘がん検診受診、女性では少ない?’という報告です。
オリンパスは、内視鏡検査に対する生活者の意識調査をまとめた。国が指針として定める5つのがん検診において女性特有のがんである乳がんと子宮頸がんは女性の多くが検診を受けているのに対し、胃がん、大腸がん、肺がんに関しては男性よりも受診経験者が10ポイント以上少ないことが明らかとなった。
男性で死亡者数が最も多いのは肺がんだが、調査では胃がんと答えた人が最も多かった。一方で女性は大腸がんにもかかわらず、乳がんと回答した人が最多で男女とも誤った認識が伺える。女性の回答を大腸がん検診の受診経験の有無で分けると、受診経験者では大腸がんと正しく答えた人が40%を超え、受診経験のない人の26%を大きく上回った。
大腸がんは胃がん同様、早期に発見して治療すれば高い確率で治る病気とされる。田坂記念クリニックの山口芳美先生は、大腸がん検診を受けていない女性もこの事実をしっかり認識しておく必要があるとコメントしている。
調査はインターネットを通じ、2月5日から3月23日まで実施。全国20歳以上の男女5万3429人から回答を得た。
福島市でも市民検診が始まっていますが、感覚的には女性の方が多いイメージですが、男性は基本的には職場でがん検診を受ける方が多いのでこういう結果になるのかも?知れません。今や二人に一人ががんに罹患する時代ですが、早期発見できれば完治することも可能ですから...検診は積極的にお受けになることをお勧めします!