- お電話での
お問い合わせ - 024-545-6111
コラム
福島県民の心の健康度、リスク高止まり?
2018年6月20日
福島県民の心の健康度、リスク高止まり?
おはようございます。福島市 さとうクリニック内科・消化器科の佐藤です。今日は‘福島県民の心の健康度、リスク高止まり?’という報告です。
福島民友新聞の記事によりますと...福島医大は18日の検討委員会で、県民健康調査の「こころの健康度・生活習慣に関する調査」の2016(平成28)年度の結果を報告。うつ病や不安障害のリスクがある人の割合は6.8%と11年度より7.8ポイント下がったが、依然として日本の一般人口に対する割合(3%)を上回り、高止まり状態が続いている。
男女別では男性6.4%、女性7.2%。居住地別では県内6.4%、県外9.4%で、県外居住者は標準値の約3倍に上った。 また、子どもの情緒や行動に関して「優先的な支援が必要」とされた4~6歳児の割合は11.1%(11年度比13.3ポイント減)、7~12歳は12.6%(同9.4ポイント減)、13~15歳は12.3%(同3.9ポイント減)といずれも11年度より大幅に減少したが、非被災地の割合(9.5%)よりは高かった。
これらの調査結果を巡り、委員から「子どもも大人も14~16年度の変化があまりみられず、高止まりしている。学校と連携したり個別に状況を聞くなど、さらに踏み込んだ対応が必要ではないか」との指摘があった。
調査は13市町村の約21万人が対象で、回答率は20.4%。
この記事の結果は当然といえば、当然の結果と考えられます。福島県はこの様な調査は行ってもそれに対する実効的な対策を行なっているかと言えば、それは否ですから高止まりしていても当たり前かと思われます。原発事故後、既に7年以上が経過して今後は心の健康は元より実際的な生活習慣病対策を含めた抜本的な見直しが必要な時期に来ているのだろうと思われます。
関連するコラム
- はやり目にも注意? 2018-06-16
- 介護保険料高額は福島県に集中? 2018-05-23
- 麻疹ワクチン接種増加中! 2018-05-02
- 福島医大で食道がんの新治療導入! 2018-06-30
- AIで生活習慣病の発症予測可能に? 2018-06-18
コラムのテーマ一覧
- 熱中症
- 日常の出来事
- 医療環境
- 電子たばこ
- 時事ネタ
- 震災関連
- ご挨拶
- ビールの効用?
- 生活習慣病予防
- 糖尿病関連の報告
- コーヒーの効用
- がん予防
- 日本経済の状況
- 医療コラム
- 原発事故関連
- 薬剤の有効性
- ダイエットの秘訣
- メタボの原因?
- カロリー制限で長生き?
- 運動の効用
- 記憶の不思議?
- 高血圧予防?
- hiroの温泉紀行
- 医療界の新発見?
- 腸内細菌の役割
- 医療マメ知識
- 年末のご挨拶
- 糖尿病予防
- 認知症予防?
- 脳卒中リスク低減には?
- たばこの害
- ポケモンGO
- 加齢に伴う変化の特徴
- 心臓病増悪の原因
- 救急医療
- 内臓脂肪の悪弊
- 飲み過ぎ予防には?
- 長生きの秘訣
- 感染性胃腸炎
- インフルエンザ
- 長生きの秘訣?
- ポケモンGO
- 医療情報
- 研究会発表
カテゴリから記事を探す
佐藤浩明プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。