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佐藤浩明

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佐藤浩明(さとうひろあき)

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コラム

アニサキスに注意?

医療マメ知識

2018年5月11日

アニサキスに注意?

おはようございます。福島市 さとうクリニック内科・消化器科の佐藤です。今朝は’アニサキスに注意?’という報告です。

 宮崎日日新聞によりますと…生魚の寄生虫「アニサキス」による県内の食中毒の発生件数が今年は4月末までに17件となり、昨年の年間8件を大幅に上回るペースで増えていることが県や宮崎市の調べで分かった。日向、宮崎市での被害が多く、カツオやサバの刺し身などを食べたことが原因とみられている。県などは生食について内臓を早く取り除いたり目視したりして注意を払うよう呼び掛けている。

 昨年の年間発生件数は過去4年間で最多だったが、今年は既に2倍以上の件数となっている。地域別では日向保健所管内(1市2町2村)が9件、宮崎市保健所管内が6件、高鍋、延岡が各1件で、県央から県北部にかけて被害があった。食中毒の発症者は、いずれも地元の鮮魚店やスーパーなどで魚や刺し身を購入し、自宅で食べて発症したという。県衛生管理課と宮崎市保健衛生課は、発生件数が急増している理由や地域に偏りがある原因について調査している。

 今回の発生原因となっているのは生魚に寄生する幼虫とみられ、長さ2~3センチ、幅0・5~1ミリの白色の糸状で、肉眼でも発見できるという。サバやイワシ、カツオなどの内臓に寄生しやすく、鮮度が落ちると筋肉に移動する。寄生した魚を食べると半日ほどでアニサキスが胃腸や腸壁を刺すなどして、みぞおち付近に激しい痛みを引き起こす。体内では3、4日で死滅するが、早めに医師の診断を受けて内視鏡で取り除くことが推奨されている。

 調理する場合、60度以上で1分または70度以上で加熱するか、マイナス20度で24時間以上冷凍すれば死滅する。食酢や塩で処理したり、しょうゆやワサビをつけたりしても効果はない。県と同市は、生食用には新鮮な魚を選ぶ、購入したらすぐに内臓を取り除く、内臓を生で食べない、目視で確認する-などの注意を呼び掛けている。

 当クリニックでもここ数年来、年に数例程度の胃アニサキス症の患者さんが来院なさいます。つい先頃もカツオの刺身を摂取後にみぞうち周囲の痛みが出現し、内視鏡を施行したところ胃内にアニサキスが認められ、鉗子切除した患者さんがいました。自分自身でアニサキスの存在を確認するのは困難ですから刺身などの購入の際には十分に気をつけることが必要かも?です。

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