米国のインフルエンザ大流行はワクチンのせい?
今シーズンのインフルエンザは過去最多!
おはようございます。福島市 さとうクリニック内科・消化器科の砂糖です。今朝は‘今シーズンのインフルエンザは過去最多!’という報告です。
今シーズン(2017年9月~18年4月)にインフルエンザになった推計患者数は2230万人を超え、統計を取り始めた1999年以降、最多となったことが25日、国立感染症研究所への取材で分かった。過去10年間で最も多かったのは昨シーズンの1672万人だった。新型インフルエンザが流行した09年の夏場から10年春にかけての推計患者数、約2100万人も追い越した。
今シーズンは例年よりやや早い昨年11月下旬に流行入り。1~2月には週間患者数が3週連続で過去最大を更新した。検出されたウイルス型は、例年流行が終わる2月ごろから増え始めるB型が、A型と同時に流行したことが特徴。患者拡大の一因となった。
同研究所の室長は「日本だけでなく、欧米、アジアなど世界的にインフルが流行した年だった。環境や気候が影響している可能性もあり、検証したい」と話している。
私も自分の30年余りの経験上、これ程インフルエンザB型が流行った記憶は過去になく、そういう意味でも稀有な年だったと思います。その原因として上述されている様に環境や気候の影響も考えられますが、確かに昨夏は気候も不順で通常は冬に流行るようなRSウイルスが流行したりと少し珍しい夏でした。そこにワクチン不足も重なり、これ程の大流行を招いたのでは?と思われます。
インフルエンザはかなり終息しつつはありますが、当クリニックでもまだ散発的に患者さんはおられますのでまだまだ油断は出来ませんので皆さんも体調管理には十分お気をつけ下さい!