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鳥インフルにも注意が必要?

佐藤浩明

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テーマ:インフルエンザ

鳥インフルにも注意が必要?

おはようございます。福島市 さとうクリニック内科・消化器科の佐藤です。今朝は‘鳥インフルにも注意が必要?’という報告です。

 外務省は、今年2月に中国で鳥インフルエンザA(H7N9)による死亡例が確認されたことから、渡航者に対し生きた鳥類を扱う市場や家禽飼育場への立ち入りを避けるなど、鳥インフルエンザの予防に心がけるようあらためて注意を呼びかけている。中国国内では、これまでにも多くの鳥インフルエンザA(H7N9)のヒトへの感染例が報告されている。

 現時点で、鳥インフルエンザAの感染源は不明であるが、感染した鳥の羽毛や粉末状になった糞を吸い込んだり、鳥の糞や内臓に触れてウイルスに汚染された手から鼻へウイルスが侵入し、ヒトの体内に大量のウイルスが侵入した場合に、ごくまれに感染が成立する。

 中国・国家衛生計画生育委員会は、2017年10月〜18年2月の鳥インフルエンザA感染者は3例で、うち2例が死亡したと発表している。中国ではこれまでにも多くの感染例が報告されており、例年冬季に流行するため、外務省が推奨している鳥インフルエンザAに対する予防策は以下の通り。

一般的な予防策
・休息、栄養を十分に取り、体に抵抗力をつける
・手指などの衛生保持に心がける
・咳やくしゃみなどの症状がある患者とは、可能な限り濃厚接触を避ける
・温度の変化と乾燥し過ぎに注意する
・高熱、咳、呼吸困難などの症状が見られたときは、適切なタイミングで専門医の診断を受ける

具体的な予防策
・生きた鳥を扱う市場や家禽飼育場への立ち入りを避ける
・死んだ鳥や放し飼いの家禽との接触を避ける
・鳥の排泄物に汚染された物との接触を避ける
・手洗い、うがいに努め、衛生管理を心がける
・外出する場合には、人混みはできるだけ避け、人混みではマスクを着用するなどの対策を心がける

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佐藤浩明
専門家

佐藤浩明(内科医)

さとうクリニック内科・消化器科

患者さんに寄り添う医療体制で、「経鼻内視鏡検査」に取り組み、内科・消化器疾患の徹底した検査と治療を行います。信条の「人と、地域と向き合う医療」という姿勢を守り、より高い専門性をもって地域に貢献します。

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