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佐藤浩明

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コラム

血液0.5mlでアルツハイマー病発見?

医療界の新発見?

2018年2月6日

血液0.5mlでアルツハイマー病発見?

おはようございます。福島市 さとうクリニック内科・消化器科の佐藤です。今朝は‘血液0.5mlでアルツハイマー病発見?’という報告です。

 認知症で最も多いアルツハイマー病の原因物質の脳内への蓄積を、わずかな血液で調べることができる検査法を開発したと、国立長寿医療研究センターと島津製作所の研究チームが発表した。調べるのは「アミロイドベータ(Aβ)」というたんぱく質で、発症の20年ほど前から脳に徐々に蓄積するとされる。簡便な検査法ができたことで、発症前の人を対象にした根本的な治療薬の開発を促進するものと期待される。

 Aβは血中にわずかな量しか含まれておらず、血液検査で調べるのは難しいとされてきた。研究チームは、Aβの蓄積によって変動する複数の関連物質の比率から脳内の蓄積の度合いを推定する技術を開発し、わずか0・5ccの血液で測定できる方法を確立した。

 アルツハイマー病は、無症状だがAβが徐々に蓄積する段階を経て、軽度認知障害(MCI)、発症へと進む。研究チームは、オーストラリアにある世界有数の認知症研究組織と連携。健康な人を含む60~90歳の日本人121人とオーストラリア人111人を対象に、血液検査と脳画像検査を行い、結果を比較した。両国とも約9割で一致し、Aβの有無を正しく判定できた。

 同センター長によると、アルツハイマー病の根治薬の研究は近年、発症前段階を対象としている。簡単な血液検査で対象者を選び出せることで、研究の加速が期待できるという。さらに、「治療法が開発されて社会の合意が得られれば、発症前の高齢者検診に生かせる可能性もある」としている。研究チームの一員でノーベル化学賞を受賞した島津製作所の田中耕一さんは「医療・創薬に役立つものを作りたいと研究を続けてきたが、私たちの開発した分析技術が、認知症薬研究への活用が見通せるところまで来たことは感慨深い。もうひと踏ん張りしなくてはと思う」と話す。

 岩坪 威東大教授の話「Aβの蓄積を血液検査で調べるのは難しいと考えられていたが、日本だけでなく海外のサンプルでも正確さが再現できており、信頼性が高いとみられる。発症前段階を対象にした治療薬の開発研究にとって大きな前進だ」

 アルツハイマー病は早期の発見が非常に困難で発見時には既にかなりの段階に進行していることが多く、現段階では治療困難な疾患です。でも、もしこの方法で発症前段階で発見されれば病気の発症をおくらることは出来る様になるかも?知れません。また、上述されている様にアルツハイマー病治療薬の開発研究への道しるべとなる可能性も大いになりますので今後のさらなる研究の進展が待たれるところです!

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