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コラム

時計遺伝子を適切に発現させる食事とは?

医療コラム

2018年1月14日

時計遺伝子を適切に発現させる食事とは?

おはようございます。福島市 さとうクリニック内科・消化器科の佐藤です。今朝は’時計遺伝子を適切に発現させる食事とは?’というお話です。
  時計遺伝子を適切に発現させるためには、規則正しい生活を送ることが重要になる。時計遺伝子の発現周期が乱れると、インスリン分泌やグルコースの放出作用が弱まり血糖値の変動幅が正常時より大きくなってしまう。時計遺伝子をノックアウトしたマウスの実験では、「時計遺伝子が正しく働かないと、インスリン分泌に影響することが分かった」(日本大学薬学部 榛葉繁紀先生)。

 時計遺伝子を適正な周期に戻すために有効な方法として榛葉先生は、食事を取る時刻の規則性の重要さを挙げる。「時計遺伝子のリズムをリセットするには食事を取ることが有効。特に朝食は、空腹の度合いが高い状態を解消するものなので、時計遺伝子に強く働きかける」。夕食については、「身体を休息させる状態にスムーズに移行し、翌朝、空腹感を感じられるように、深夜の摂取を避けるように」と榛葉先生はアドバイスする。また、日中と比較して、夜間は血糖値が下がりにくい状態になるため、この点からも早めに夕食を取る必要がある。

 3食それぞれを取る時刻は、これまで述べてきた知見を踏まえて個々に決めればよい。「大切なのは毎日決まった時刻に食事を取ること。日によって1時間以上前後させたり、食事を取ったり取らなかったりというのがリズムを崩す元」と榛葉先生。また夜型の人は、可能なら少しずつでも生活習慣を朝方に変化させていくとよい。朝型に移行することによって、夜の過度の飲酒が抑えられ、夜遅くに食事を取らなくなり、空腹で朝早くに目覚めるようになる好循環が期待できる。

 さらに、食べる順番に配慮する食事療法を併用すれば、急激な血糖値の上昇や下降を抑えられる。摂取カロリー重視の従来の食事療法を「満足感を得られない」という理由で実践できない患者に対しては、“順番”や“タイミング”をキーワードにした新・食事療法を指導してみてはいかがだろうか。早起きの習慣から日中の活動的な生活につながるメリットが得られるなど、副次的効果も期待できる。
*日経メディカル記載の日本大学薬学部の榛葉繁紀先生の記事を抜粋し、改変

 昨年のノーベル医学生理学賞を受賞した時計遺伝子の発見ですが、ヒトの一つ一つの細胞に組み込まれていると言われていますのでそれを上手く発現させることは糖尿病などの生活習慣病予防にも欠かせないことかも知れませんね!

18.1.13 冬景色

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