今シーズンは何故、インフルエンザワクチン不足なのか?
インフルエンザワクチン不足は深刻?
おはようございます。福島市 さとうクリニック内科・消化器科の佐藤です。今朝は‘インフルエンザワクチン不足は深刻?’というお話です。
インフルエンザワクチンの供給が例年より遅れており、各地の医療機関でワクチンの不足が生じている。東京保険医協会の調査では6割以上の医師が「不足」と回答した。一部の自治体では、高齢者対象のワクチン費用の公費助成期間を延長する動きもある。
東京都杉並区のある医院ではワクチンのネット予約を中止した。例年より入荷が2割少ないという。足立区の某小児科医院は、2回接種が必要な13歳未満の子どもの2回目の接種を1回目と4週間以上あけるなどしてやりくりしている。同院長は「焦って予約する人が殺到するとさらに不足する。落ち着いて接種の順番を待って欲しい」と呼びかける。
開業医らで組織する東京保険医協会が内科と小児科の医師3510人に10月中~下旬に聞いたところ、回答した744人のうち65%がワクチンが足りないと答えた。67%が昨年度の納入量に比べて今年度が少ないと回答。うち、昨年比2割減が27%、3割減が21%、5割減が14%だった。
幸いにも当クリニックでは前年同様にワクチンは入荷する見込みではありますが、時期がずれ込む可能性は否定出来ません。例年は受診時にその場でワクチン接種も可能でしたが、今シーズンからは容量調整の意味もあり、完全予約制としておりますのでなるべくお早めにお電話でも構いませんのでご予約なされることをお勧めします。