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がん患者増加中?
おはようございます。福島市 さとうクリニック内科・消化器科の佐藤です。今朝は‘がん患者は増加中?’という報告です。
国立がん研究センターは20日、2017年に新たにがんと診断される人は国内で101万4000人に上るという予測を発表した。16年より3800人増え、2年連続で100万人を超える。新規患者数は増加傾向が続いており、同センターは「高齢化と診断精度の向上が主な要因」としている。
予測によると、新たにがんになる人は、男性57万5900人、女性43万8100人だった。部位別では、大腸の14万9500人が最も多く、胃(13万2800人)、肺(12万8700人)、乳房(8万9100人)、前立腺(8万6100人)と続いた。
男女別でみると、男性は胃が最も多く、肺、前立腺、大腸、肝臓と続いた。女性では乳房が最多で、大腸、胃、肺、子宮の順だった。
一方、17年にがんで亡くなる人は男性22万2000人、女性15万6000人の計37万8000人と予測。16年の予測よりも4000人多かった。新規患者数に比べ、死亡者数の増加幅は小さく、治療の進歩などが要因とみられる。
4年前からピロリ菌の除菌治療が開始となり、将来的に胃がんは3-4割は減少するとの試算が世界保健機関WHOから出されてはいますが、その効果が出るにはもう少し時間が掛かりそうです。