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まやかしの医療情報に惑わされないためには?
おはようございます。福島市 さとうクリニック内科・消化器科の佐藤です。今朝は「まやかしの医療情報に惑わされないためには?」という報告です。
ウェブサイトやテレビの医療・健康情報、4人に1人がうのみ。聖路加国際大学の研究チームが利用者を対象に行った調査で、信頼性の確認をしていない人が最も多く全体の25%を占めていることがわかった。
IT大手ディー・エヌ・エー(DeNA)の医療系サイト「WELQ(ウェルク)」が事実誤認の指摘が相次いだことで休止されるなど、ネット上の不正確な医療情報が問題になっている。研究チームは利用者が自ら適切な情報を得る努力の必要性を訴えている。
調査は昨年10月、医療や健康の情報をサイトやテレビなどから入手した経験がある977人に聞いた。調査に当たっては、だまされるリスクを減らすために必要な確認作業として、〈1〉いつの情報か〈2〉内容は宣伝目的か〈3〉作成者や運営者は誰か〈4〉科学的根拠が明らかか〈5〉別の人の情報と比べたかの5項目に着目。これらを行っているかどうかを調べた。
その結果、5項目の確認作業を一つもしない人は243人(25%)で最多。5項目全てしていた人は95人(10%)にとどまっていた。よく確認作業をする人ほど、公的な研究機関のサイトや一般向け医学書など、多くの媒体を閲覧しようとする傾向もみられた。
つい先日も民放番組で「コレステロールは高い方がよい」という様な内容の放送をしていたようですが、我が家の一応医療関係者である彼女も鵜呑みにしてた様ですが、ある一面では正しいところも無きにしも非ずの情報をそちらの方面のみを殊更に取り上げて間違った方向に誘導するのは明らかに情報の伝達方法としては誤っていると考えます。確かに医療情報には不確定的な要素がある事も否めませんが、最近は明らかにおかしいと思えることを天下のNHKが事実をきちんと確認もせずに専門家の話の一部分だけを切り取って結果として間違った内容で放送してしまうこともある様ですから上記の様に明らかな宣伝目的での内容などには十分な注意が必要ですし、NHKだから大丈夫と言うこともありませんから細心の注意が常に必要かと思われます。
我が家の紫陽花もそろそろ終わりの時期を迎えているようですが、野菜達はこれからが本番です!