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虫刺されを防ぐには?

佐藤浩明

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おはようございます。さとうクリニックの佐藤です。今朝は「虫刺されを防ぐには?」という報告です。
 マダニ、蚊、特定のハエは、厄介な感染症を広めることが知られている。米国疾病管理予防センター(CDC)によれば、虫刺されを防ぐには、防虫剤を使用することが最もよいという。CDCでは、DEET濃度の高い虫よけを推奨している。蚊、マダニ、その他の虫から保護する効果がある。一方、天然成分の虫よけがどの程度有効かは明らかになっていない。
 虫よけは適切に使用することが重要で、製品の説明書を全て読み、指示どおり使うことが勧められる。通常、有効成分の濃度が高いほど保護効果の持続時間は長くなるが、DEET濃度が50%を超えると保護効果は高まらない。
 CDCは、他にも虫刺され予防のヒントを以下の通り紹介している。
・日焼け止めと虫よけを同時に使う場合は、最初に日焼け止めを塗り、乾燥させてから虫よけを使う。
・衣服の下の肌には虫よけを使用しない。
・殺虫剤ペルメトリンを付着させた衣服、靴、テントなどの使用を検討する。予め成分を付着させた衣服を購入することもできる。ペルメトリンは皮膚に直接使用しないこと。
・できるだけ肌を覆うことも大切。長袖シャツ、長ズボン、靴下、帽子を用いる。シャツはズボンの中にたくしこむ。さらにズボンを靴下の中に入れてもよい。ただし、薄い布越しに刺す虫もいるので注意する。
・旅行では、空調が整備されているか、窓や網戸の状態がよいホテルなどに泊まる。
・寝る場所に虫が入ってくるのを避けられない場合は、ペルメトリン処理をした蚊帳の中で寝る。
・屋外で寝る場合は、蚊取線香、またはメトフルトリンやアレトリンを含む虫よけを使用する。

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専門家

佐藤浩明(内科医)

さとうクリニック内科・消化器科

患者さんに寄り添う医療体制で、「経鼻内視鏡検査」に取り組み、内科・消化器疾患の徹底した検査と治療を行います。信条の「人と、地域と向き合う医療」という姿勢を守り、より高い専門性をもって地域に貢献します。

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