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佐藤浩明

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コラム

若い時に肥満だった女性は心臓病に注意?

2015年12月8日

おはようございます。さとうクリニックの佐藤です。今朝は「若い時肥満だった女性は心臓病に注意?」という報告です。
若いときに過体重や肥満だった女性は、減量した後でも、肥満に関連した心臓への悪影響が数十年続くことが、新しい研究で示された。こうした女性では、心臓突然死のリスクが減量後も高いまま推移するという。「心臓突然死を防ぐには、成人後早期から適正体重を維持することが重要だ」と、研究を主導した米ハーバード大学の研究者は述べている。
 成人期を通して適正体重を維持した女性に比べて、心臓突然死リスクは、過体重の女性で1.5倍、肥満女性で2倍だった。18歳時点または試験開始時に過体重または肥満だった女性は、その後、減量の有無にかかわらず、32年間の追跡期間を通して心臓突然死リスクが高いことがわかった。
 また、成人後早期から中年期にかけて体重が大幅に増加した女性も、18歳時点の体格指数(BMI)にかかわらず、心臓突然死リスクが高かった。この期間中に体重が約20kg以上増加した女性では、適正体重を維持した人に比べて心臓突然死リスクは2倍に近かったという。なお、過体重および肥満の女性は、心疾患による死亡リスクや非致死的心筋梗塞の発症リスクも上昇していたが、心臓突然死に比べるとその関連性は弱いことも判明した。同研究者は「現在は正常な体重でも、過去に肥満歴をもつ女性は心臓にリスクをもち続けるとする今回の知見は興味深いものだ」と述べ、「心臓突然死のほぼ4分の3は、現行のガイドラインでは高リスクと判定されない人で起こっている」と指摘している。他の2人の専門家は、米国人は肥満と心臓の関連にもっと注意を払うべきだと警鐘を鳴らす。米ウィンスロップ大学病院の研究者は、「肥満は糖尿病や高血圧、冠動脈疾患、不整脈、閉塞性睡眠時無呼吸をもたらすため、減量は不可欠だ」とし、米レノックスヒル病院の研究者も「肥満の身体への影響は“多次元的”であり、こうした研究結果をもとに減量と身体活動の重要性をさらに啓発していく必要がある」と述べている。

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