暑い時の水分補給には何が良いのか?
頭痛を訴える患者さんの大部分は、自らを「頭痛もち」と思っています。この頭痛もちの頭痛の中で最も多く、しかも悩まされるのが「片頭痛」です。片頭痛は頭の片側からこめかみにかけて脈打つように「ずきずき」、「がんがん」と痛み、ひどいときには日常生活が妨げられるほどの強さの痛みや、吐き気を伴うとてもつらい頭痛です。
片頭痛の特徴は以下のとおりです。
1 . 脈拍に合わせ、ズキンズキンとした痛みで片側の時が多いが、両側の時もある。
2 . 頭痛は、数日~数週間の間隔をおき、一回の頭痛は数時間から3日程続く。
3 . 吐気・嘔吐などを伴い、強い光や音、不快な匂いで頭痛が増強することがある。
4 . 目覚め時前後に起こりやすく、頭痛の強い部分の圧迫で痛みが和らぐ。
5 . 30歳までに発症することが多い。
片頭痛では、たいていの人が頭痛のあらわれる30分から数時間前に前ぶれを感じます。 前兆(目の前にチカチカと光が見えたり、星が見えたりする症状:閃輝暗点)のある片頭痛と、なんらかの前駆症状(頸すじ・肩の張り、生あくびなど)のある片頭痛、前兆も前駆症状もない片頭痛とに分類されます。片頭痛は脳の検査であるCTやMRIでは診断できません。片頭痛は脳ではなく血管が拡張することで痛みが起こるのです。
片頭痛の治療法の中心は薬物療法で頭痛発作が出たときに対処する方法と頭痛を出にくくする予防治療法があります。片頭痛には種々の誘発因子があり、これを避けることも重要です。空腹時に起こりやすいので、三食しっかり食べ、チョコレートや赤ワインなどの飲食物は控え、十分な睡眠を取り、普段の生活にも注意をすることが大事な様です。(e治験.com 「片頭痛」の稿を抜粋、一部改変)
いわゆる頭痛持ちの方...一度、片頭痛かどうか確認した方が良いかも?知れませんね。