親子で苦難を乗り越えたはてにある絆のぬくもり
ーーはじめにーー
不登校・ひきこもりの長期化を
防ぐために重要なのは、
本人が動き出すのを待つことではなく、
親御さんが
現状をありのままに受け止めることです。
受容、
親の無力感、
親子のコミュニケーション、
そして子どもの痛みを
理解することについて考えます。
目次
不登校・ひきこもりの解決の鍵を握るのは親御さん
不登校、ひきこもりの解決の鍵を握るのは、
一にも二にも親御さんです。
本人のやる気を待ったり、
「本人の問題だから」と、
わが子の現状改善のみを期待している場合は、
確実に長期化します。
いや、しています。
子どもの現状を受容するときに起こる親の抵抗
お子さんのありのままを認め、
現状の受容を促しますと、
激しく抵抗を示されることがあるのですが、
特に暴力を受けていたり、
暴言を吐かれ、隷属されるような
状況にある親御さんの場合は、多いです。
現実のありのままを認めるというのは、
何も子どもの求めるままに応える
ということではありません。
受容するということも、
あきらめ、本人の好きにさせる
ことではありません。
起こっていることそのままを
しっかり見て、
目をそらさないということです。
現状をどれだけ
親御さんが受け入れられるかが、
解決のための要となります。
親としての自信を失い、無力感を抱くとき
ともすると、親としての自尊心が崩れ、
わが子へはたらきかけることに、
全く自信を失くしてしまっている
場合もあります。
また、何らかのはたらきかけを
試みたものの、
子どもが全く反応を示さなかったり、
反対に激しく抵抗を現した場合、
自身の力の及ばないことに
自信を失うこともしばしばです。
親が「無力」を悟ることで見えてくる親子関係
しかし、実は親御さんが、
この無力を悟ることが重要なのです。
そのことが、これまでわが子を、
無意識の内にコントロールしようと
していたこと、
また、
互いが理解し合えるだけの
充分なコミュニケーションが
はかられていなかったことに
気づかせてくれます。
ひきこもる子どもが動けない理由を親自身の心から考える
ひきこもりの子どもたちの足踏みは、
そのまま、上記に記したような
親御さんたちの状況を
反映しています。
なぜ、子どもは動けないのか。
自身の心に尋ねてみて下さい。
自己信頼を得られず、
あいまいな未来に挑戦出来ない
その恐怖感は、
わが子からの抵抗に、
親としての自信を失いかけている
今だからこそ、理解できるはずです。
子どもの痛みを理解し寄り添うことが家族の絆につながる
思うようにならない(生きられない)苦悶を
子どもたちは、ひきこもるという行動で
示してくれています。
その痛みを理解し、
寄り添うことができた家庭が、
絆を取り戻しているのです。
本人が変わるのを待つ前に、家族から始められることがあります。
「本人が相談に行かないから何もできない」
と思われがちですが、
親御さんから始められる支援があります。
わが家にできる最初の一歩を考えてみませんか。
➤家族から始める自立支援を知る


